発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.156の、第3パラグラフから。
生まれてすぐに母親から取り上げられ、仲間達とだけしか一緒にいられなかった幼いサルたちは、仲間達とだけ強いつながりを感じるようになります。このサルたちは、死に物狂いでお互いにくっ付いて、まともに探索行動をしたり、遊んだりするほど、仲間から離れることができません。遊びが足りないと、平均的なサルにある複雑さや想像力に欠けるものですね。こういったサルは、ビクビクします。なれない状況に怖れ、好奇心はなくなります。遺伝的な予測に反して、仲間内で育ったサルたちは、ストレスに過剰に反応します。
ここを読むと、集団志向のニッポン人がまさにこのサルですね。集団主義のニッポン人の特色は、ビクビクしてること、多様性=複雑さがなくユニフォームを着てるみたいですし、想像力に欠けていることでしょ。
その訳がハッキリと解かりますね。集団主義のニッポン人は、信頼が、根源的信頼感に乏しい、ということです。
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