
聖書の言葉: #アナニアの失敗 #ウソは心の死 #ウソは自分の死インターメッツォ : 信頼して人生を歩む、ということ 今宵は、1人の無名の女性の言葉を学びます。その女性は、西村秀夫先生の奥さん、......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
6章。「身体を失くすと,本当の自分も失くすよ」,p.95,ブランクの後の引用句の…の後から。3日前,一昨日,昨日の部分もご一緒に。
ダマジオは,この「目隠し」が,自分自身の様々な問題を,自分に都合良く,外の世界に押し出すように心がけて,働く仕方を説明し続けます。しかし,それは高い代償を支払うことになります。「自分の課題を自分に都合よく人のせいにすることは,私どもが本当の自分と呼ぶものが,可能性に満ちた源であり,そういう可能性に満ちた本質がある事を,感じ取れなくなってしまいます」とダマジオを言います。ウィリアムズ・ジェームズの100年前の著作に基づいて,ダマジオが論じたのは,自意識の核心は,身体の内的な状態を知らせる体感にある,ということです。
始まりにある様々な気持ちのおかげで,私どもは,自分の身体が生きている実感を感じることが出来ます。その身体が生きている実感は、言葉になりませんし,飾り気もなく,只々,生きている,ということ以外の、何者でもありません。この始まりにある様々な気持ちが,様々な次元で沿った身体のいまここの状態を映し出しています。…喜びから痛みまで測る物差しに沿って,大脳皮質よりも(訳注:脳の内奥,原始的な部分で,呼吸その他の生命維持を司る)脳幹のレベルから始まるものです。いろんな気持ちを感じること全てが,初めにある様々な気持ちを土台にするいろんな音色なのです。
自分の身体が生きている実感,エリクソンは,それ自体がヌミノース体験だといいます。実際に,マインドフルネスや,祈りの中で,自分の身体が生きている実感があると,エリクソンが言っていることが,なるほど,本当だね,と追体験して,判ります。
ですから,初めのあるきもち,ヌミノース体験とその周りの気持ちが一番大切だ,ということです。
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