那須高原の「春山安全登山講習会」で,高校生らが雪崩に遭って,殺されてしまったあの事件。7年前にも,同じ「春山安全登山講習会」で雪崩に遭っていたのに,それがその事故が県教育委員会に報告されないばかりか,翌年以降の講習会の場所や内容について,再検討されずじまいだった,ということがニースで流れましたね(http://datazoo.jp/w/%E9%9B%AA%E5%B4%A9/31496550)。
事故や,それに伴う,人の失敗を指摘するのは,さっきの「聖書の言葉: 低みに立つ」でも示しましたように,弱くされた人たちの立場に立つのに似ています。上司や同僚の不興を買いやすい。だから,「まあまあ,…」と言って,あいまいなままに意識的ににしているフシが,学校と言う現場にはありますね。それは,大川小学校や,中学生が自殺した広島の学校でも,同じでしたでしょ。
それは,教員らが,真実や子どもの命を日ごろから2の次,3の次にして,管理職の顔色ばかりを窺っているからなんですね。ですから,山でも,学校現場でも,教員が学習しない,というバカが繰り返されるんです。
私どもは,教育の原点に立ち返って,何よりも真実を重んじ,子どもの人格の完成を目指す教育を,このニッポンに生き返らせる必要があります。
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