科学技術はいくら役立つモノでも、所詮技術。ガンディーのような指導者に、無垢で無私な指導者に従って生きたいものですね。
p227第2パラグラフ。
人間の対人関係由来の進化は、言葉の完全な意味において、危機に到達します。それは、不運に至る道をひらく十字路でもありますし、回復と、さらなる成長の道をひらく十字路でもあります。悦びをずる賢く悪用し、強さに猛烈に付け込む場合、人は「あるやり方で」生き延びることを学ぶ動物ですし、大勢の人に供する食糧もないまま、増えることを学ぶ動物ですし、人格的に成熟しなくても、健全に発達する動物ですし、また、必要もないのに、大量虐殺する動物でもあります。
科学技術は良い使い道もあれば、身を亡ぼす使い道もあります。良い使い道を選ぶためには、自覚的な自分、意識的自分、内省的な自分が必ず必要ですね。
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