発達トラウマ障害=愛着障害の子どもに、罰とエサ、怒鳴る、その場しのぎの弥縫策を与えるような関わりは、虐待です。 大事な関わりは、本当の自分が出てくるのを待つこと、言葉にならない気持ちを大事にすること、≪約束≫に基づいて一貫した関わりです。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.244の、最後のパラグラフから。
私が自分の仕事から学んだ最高の教訓は、何かをする前に、注意を払い、心の声を聴く時間を、単純にキッチリと掛ける大切さです。私どもの脳にあるミラー・ニューロンのお陰で、誰か他の人が落ち着き、集中するのを助ける、一番善い方法は、まず、自分自身が落ち着いて、集中することですね。それから注意を払うだけです。
ブルース・ペリー教授も、長い臨床生活がおありなんでしょう。発達トラウマ障害の子どものことを実によくご存じですね。
自分が落ち着くためには、発達トラウマ障害の子どもがする、人をイライラされたり、不安にさせたり、攻撃的にさせる言動を、前にしても、イライラしたり、不安になったり、攻撃的になったりしない。根源的信頼感の豊かさが試されます。
発達トラウマ障害の子どもは、悪い良心の大人達では、歯が立ちませんね。それがもう、明らかになっているでしょう。
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