マルティンが言葉の賜物を、どのように、リアライズしていくのか、つまり、理解し、実現していくのか、楽しみですね。
第三章 服従 ― いったい誰に?
最高潮の際に、ルターの反乱は、神へ服従し、ローマ法王に服従し、ローマ帝国皇帝に服従するのか、それとも、当時勃興していたさまざまな皇帝たちに服従するのか、という、別々の負担のどちらを選ぶのか、と問う問いに集中しました。仕事を始めた最初に、ルターは、もう1つ、予備的な、どっちを選ぶのか、という選択を迫られていました。血の繋がった父親に従うのか? この父親の意見はいつだって残忍なほどはっきりしているのです、それとも、天の父なる神に従うのか? 青年ルターはこの神様から、1つの、劇的だけれど、どっちとも取れる声を聴きました。
青年ルターは、外的、社会的、政治的選択を迫られると同時に、内的、価値的、スピリチュアルな選択も迫られてしました。大事なのは、あの「声」でした。
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