エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#役に立たない実証研究 #知る前の感性が問われる

2017-08-12 02:43:05 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~30,000円/50分

 

ヴァン・デ・コーク教授の、「臨床的翻訳」のお仕事
    ユングが語る「感情色のコンプレックス」   ≪時空の境界線≫が心の中で果たす、驚くほどの役割。イスラエルの隔離壁を見よ!  私どもは、どのように......
 

 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第12章。「思い出すのが,耐えられないほどの重荷」です。p.193,最後のパラグラフから。

 

 

 

 

 

 たとえば,「ショッピング・モールで迷子」になった経験,と言って分かることを考えましょう。大学の研究者たちは,実際にはあり得ないこと,たとえば,ショッピング・モールで子どもになって迷子になることを記憶する記憶を植え付けるのは,かなり簡単だと言ってきましたでしょ。この手の研究では研究協力者のだいたい25%人が,のちのち「びっくりしましたね」などと「思い出す」ことになりますし,こまごましたことは忘れてさえいますよ。でもね,そういう思い出には,迷子になって子供が実際に経験するハラワタに染み入るような恐怖心は,微塵もありませんからね。

 

 

 

 

 

 いわゆる実証的な研究は,ヴァン・デ・コーク教授がここで紹介する類の研究で,研究はやりやすいのですが,役に立たないものが多いですね。

 やっぱり,レイチェル・カーソンがいう,「知る前に感性」が,臨床では問われます。

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #畏敬の念 #一流orタケノコ? | トップ | #私の感性 #忙しいお母さ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿