いまも昔も、心理・性的な生態が変わることには、大きな危険が伴います。性には、大きな生産性があると同時に、大きな破壊性も伴うからですね。
The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p53の7行目途中から。
≪自分≫に対して過剰に関心を抱くのは、今日のクライアントの見られるように、子どもを産みたいという願いを抑えつけたり、その結果いだくことになる喪失感を認めなかったりしているせいである、ということに、あるいは、なるかもしれませんね。しかし、もちろん、病気になるほどの抑圧に代わるやり方だって、いつでもにありますよ。すなわち、昇華です。すなわち、リビドーと言う生命力を心理社会的な文脈で用いることですね。現代の大人が子どもを「世話をする」力が、「生物学的に言って」自分自身の子どもを世話することに留まらず、自分達の家であるのか、学校であるのか、世界の「発達途上の」国々であるのか、に関わらず、そこの子どもたちの世話をすることに広がっていることに、思いを致してください。そしてね、次世代を育てることはいつだって、エネルギーを、次の世代にサービスする時に発揮する、生産性や創造性に移していくことと繋がっている訳なんですね。
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