ルターの戦いは、私の言葉で申し上げれば、≪話し言葉≫が≪出来事≫と一致するようにする闘いです。それは今の日本ほど、難しい時代は、歴史上、そうそうないですね。その戦いの敵の代表格は、もちろん、「戦争」を「平和」と呼ぶ、アベシンちゃんと悪魔の仲間たちです。もう一押しでしょう。
Young Man Luther 『青年ルター』p210の第2パラグラフから。
セラピスト、すなわち、気持ちだとか、倫理だとかの話を、専門的に聴くと同時に話す者が知っているのは、人って、自分が心底大事にしていることを知ってることはめったにない、ということくらいですね。人って、真実を話しているつもりで、ウソを言うことがよくあるんですが、それは、ウソをつこうとして、思いがけず、本音をポロリ、ということがよくあるのと同じです。
人って面白いですね。セラピストは、人は自分が心から大事にしていることを知ってることはめったにない、と知っています。なぜならば、何気ない日常生活の実にたくさんの場面で、当人は意識的にやっているつもりでも、当人も知らない無意識にコントロールされている、ってことがあまりにも多いことを、クライアントの事、他人事としてばかりではなくて、自分事として知っているからです。
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