心豊かに生きる指針があれば、与えることもできますし、したがって、≪真の関係≫を隣の人、隣の子どもとすることもできます。恵みです。
こころ豊かな指針があいまいだったり、「自分が得」が指針になっていたりすれば、怖くて怖くて、とても与えることなどできませんし、怖くて怖くて、≪真の関係≫を隣の人、隣の子どもにすることもできません。的外れ(意識の焦点が的〔大事なとこ〕から外れてる)。
今日は、p24。要約箇所です。
与えるという要素以外に、≪真の関係≫のイキイキ、ピチピチした特徴がハッキリするのは、≪真の関係≫だと、いくつかの根源的な要素が必ずありますね。それは、いろんな形の≪真の関係≫につきものです。それは、弱い立場の人を労わること ケア、弱い立場の人の声にならない声に応える続けること レスポンシビリティ、弱い立場の人を個として認めること リスペクト、それから、弱い立場の人をよく見て忘れないこと ノリッジです。
フロムも天才ですね。
ラブと呼ばれる≪真の関係≫、それは、誠実で、真実で、忠実な、関わり合いなのですが、そう言ったら、抽象的に聞こえます。それを、きわめて具体的に、優しく、子どもにでも分かるように、簡単にまとめてくれています。
≪真の関係≫では、強いもの、金を持ってるもの、権力のあるものは、どっちでもいい。肝心なのは、今申し上げたモノもない、弱い立場の人。
ですから、ここでは、
ケアと言ったら、弱い立場の人を労わること、
レスポンシビリティと言ったら、弱い立場の人の声にならない声にこたえ続けること
リスペクトと言えば、弱い立場の人を、子どもを、個として認めること
ノリッジと言えば、弱い立場の人を、子どもを、良く(善く)見て、忘れないこと
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