漸生説、エピジャネシス、エピには 「前」+「上」と意味があります。
The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p27の3行目から。
フロイトが幼児性欲を見つけた時、性科学は、発生学が中世に占めたところに立っています。発生学が、小さいけれども完全な形の「ホムンクルス、細胞内の小人」が精子の中にいて、女性の子宮に植えつけられて、発展し形作られて、命になると、その昔想定していたように、性科学も、フロイト以前は、性が、思春期の間に生じて発展するのに、幼児期には全く準備もない、と想定しました。しかしながら、結局は、発生学が、漸成説の発達を理解するようになり、すなわち、おなかの中の胎児が徐々に発達すると理解するようになり、精神分析も、性が芽生える前の段階を見つけました。静が芽生える前と後の段階は、発達とどのように関係するんでしょうか?
最初、精神分析では、性科学同様、性を思春期以降に想定しました。しかし、思春期以前を潜在期として、性を内在する時期として位置付け直しました。
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