インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 大人になれない大人たち,ウソとゴマカシの大人たちホッとするような温もりのある悦び 安物の世俗 ルターは、ドイツ神秘主義に心惹かれながらも、ドイツ神秘主義に与しませんでした。何故でしょうか......
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Toys and Reasons 『おもちゃ と 賢慮』から,Arenas of Interplay やり取りのある遊びの遊び場 の p.71,第3パラグラフから。2訂版。
#忠誠心 #ゲームの駆け引き #もう1つの一体感
の続き。
このようなゲームの現実においては,象徴的な関わりが自由にできますし,象徴的な気持ちを味わったり,あるいは,象徴的な死と勝利の繰り返しが受け入れられます。その死と勝利は,「現実の生活」の中では,1つのチームがもう1つのチームを完全に支配したり,完敗したりすることになるのかもしれません。それと共に,あらゆる残忍なことが起こり,事実が歪められると同時に,さまざまな人種間に尽きない敵意が互いに生じてしまうかもしれません。ゲームでの駆け引きにおいてこそ,敵も同じ人間だ,と受け入れる点で,人間は最も人間らしくいられます。1つのチームが辛勝でも楽しんで敵に不正はせず,完敗しても全滅せずに,技術とチャンスが等しく回ってきます。政治でこれと一番似ているのは,非暴力の技術ですが,それはガンジーが提唱し,実験したものであると同時に,人類の中で様々な宗教的志向,様々な政治志向を1つにする和解を求める集団を魅了する場合があります。
ゲームの駆け引き,と言ったら,否定的な響きがあります,エリクソンは,最も人間的だ,とします。敵も人間,仲間と認めるからです。
非暴力が,最も人間らしいことであることは,説明の必要はないでしょう。
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