エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#事件=母親 #自分が乗っ取られる #子どもが近くにいることを嫌がる母親 #全てが復讐と化す #ヒットラー座間容疑者の生みの母 #日本にはゴマンといます #戦争自殺お役所学校企業不正の生みの母

2017-12-27 03:24:00 | エリクソンの発達臨床心理

 
インターメッツォ:加藤周一さんの、「文学」という事業
   加藤周一さんの「信じること」   眼に見えるモノ(偶像)を追いかけても、必ず、幻滅を味わうことになる  自分はあくまで「自分持ち」。相手の力で自分......
 

 

 

 昨夜は, Young Man Luther『青年のころの ルター』   P.102,下から4行目からの翻訳で, にして,後回しにした部分。p.103,17行目途中から,「全体主義」というのは,totalsmの訳語です。イタリック,斜字になっています。もちろん,ヒットラーの全体主義が,エリクソンの心にあります。なんせ,ヒットラーのせいでアメリカに逃げてきたわけですからね。実際,この翻訳部分のすぐ後に,ヒットラーのことが取り上げられます。

 朝よりも,意訳部分を削ってみました

 今のニッポンで,非常にタイムリーなことを,60年前にエリクソンが預言している下りです。

 エリクソンの翻訳のためには,心理学のほかに,政治学,言語学,文化人類学,宗教史の知識が不可欠です。 ここでも,matter事件・やること=mother母に向けてです。

 

 

 

 

神様と一心同体になり損ないの1番ひどい若者の,あの,際立った心の習慣,  生きるか 死ぬか      ということです。この      生きるか 死ぬか    の心の習慣があると,あの若者は,自分があれこれやる全てが,      お互いに相手を締め出し合うことになる,(訳注:自分の母親みたいな)1人の母親           になります(強調の他,下線も翻訳者)。あらゆる疑問符?が,                  自分が立ち上がって生きることを罰することになる(訳注:自分の母親みたいな)1人の母親         になります。あらゆるウソとゴマカシ,あらゆる怠慢,は,          子どものころに自分の期待を裏切り続けた自分の母親みたいに)       いつも裏切りになります。

 

 

 

 

 

 

 

  

 子どもは,子どものころに母親から支配されて生きると,母親が目の前にいないのに,自我が悪い良心に,身体がに,無意識に支配されてしまいます。無意識に,自分が母親に乗っ取られてしまっています。

 ヒットラーだけでなくて,座間市の殺人事件の,白石隆浩容疑者津久井やまゆり園事件の植松聖容疑者秋葉原無差別事件の加藤智大(ともひろ)元死刑囚あおり運転死亡事故の石橋和歩容疑者…,や,名古屋大生殺人事件の女,など,がこれに当たります。そのほとんどに,発達トラウマ障害DTDが背景にあり,なおかつ,母親に対する復讐が,社会全体に対する復讐と化してしまいます

 また,東電,東芝,東大,小学校や教育委員会(横浜市,茨城県取手市,広島市…),日産,新日鉄,みずほ,ANA…のウソトゴマカシだらけ,怠慢だらけも,その従業員が子どものころの母親との関係がものを言ってるわけですね,

 このブログで繰り返している通り,0歳,1歳の赤ちゃんの前に歓んでお母さんがいられるように,賃金を倍,長時間労働の禁止などの措置が,緊急に必要です。


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