エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#世の中はうまくできてると実感 #その実感の誕生地

2024-11-11 08:02:40 | エリクソンの発達臨床心理

#癖が肝心
#ウンデッドニーの虐殺 #不利な女の子たち #お祈りみたい な #体感に気付くこと #天を目指して #聖書の言葉 #1人豊か #人間  マハトマ・まど・みちおさんの言葉から人......

「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、
MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。
としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。

Childhood and Society 第3章  p.156 2行目 から。

   
 スー族の人たちの教育の背景にあるものは,上質なものなんです。すなわち,スー族の人たちの教育は,ひどく自民族中心で,比較的少数のグループが適応していることに基づいています。この人たちは,自分たちだけが,真っ当な人間であると同時に,自然の一部と見なしました。上質な文化の秩序は,自分自身に限界を課すものです。限界とはすなわち,
 個々の子どもを,1つの仕事,すなわち,バッファローの猟師のプロに仕立て上げる場合。
 限定された範囲で道具を整えて,獲物を手に入れるために,人間の身体が届く範囲を伸ばす場合。
 自然に何かを強いる唯一の手立てとして,魔法を使う場合。

 このように,自分に限界を課すお陰で,スー族の人たちは,仲間意識を育めるのです。仲間意識を育むことには,地理的,経済的,身体的なひな形が強く一致する ということがあります。このひな形が強く一致する ということは,スー族の人たちの暮らしの中では,「外側に向かう」点に共通点があります。この外側に向かう」点は,すでに論じてきた 多くの点に当てはまります。
 スー族の人たちが作る集団は,拡散と移動が容易にできる点
 緊張も 大家族の中に拡散する
 遊牧する術と馬と銃を使うこと
 寄付することで 持ち物を分けること
 攻撃性を 獲物やよそ者に逸らす

 スー族の躾が この外側に向かう」仕組みに確固とした基礎を置くのは,信頼の不変の中心,すなわち,子どもの世話をする母親に安心してもらって,歯で乳首を噛み,癇癪し,手足をバタバタさせることに対処することによってです。そうすることで,最大限の凶暴性を呼び覚まし,仲間内で試し,最後は,獲物や敵に向けるように仕向けるんです。ここで私どもが分かち合っていることは,単なる因果関係ではありません、そうではなく,スー族の躾をこのようにしていきますと,スー族の人たちは,身体も,気持ちも,対人関係の型も,お互いに似た者同士になっていく,ということだと信じています。このように,お互いに似た者同士になりますと,スー族の人々ひとりびとりを力づけ生活を堅実に,しかも,生きている実感のある暮らしにもしてくれます。このように,仲間を1つにすることによってのみ,一人びとりは,世の中はうまくできてると実感できます。

 
 スー族の人たちの生き方をひな形に,エリクソンが教えてくれているように,仲間を1つにすることによってのみ,一人びとりは,世の中はうまくできてると実感できる訳です。
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