エリクソンは、感情転移について、2~3のコメントをしてくれるようですよ。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p99の、第3パラグラフから。
大人たちと面接する精神分析の場と、子どもたちと面接する精神分析の場の、古典的違いは、もちろん、子どもたちは、まだ人格が未熟なので、カウチに横になったり、筋道立てて内省することもできません。なんであれ、子どもたちやり取りしたがりますし、一緒に遊びたがりますし、一緒におしゃべりしたがります。ですから、子どもたちは、筋道立てて感情転移をすることもできないし、「転移神経症」と呼ばれるお手盛りを語ることもできないことが分かります。「転移神経症」は、大人の治療の目印としてとても役立つなるものです。
子どもは、大人みたいに治療が出来ないらしい。治療が進んでいる目印として役立つ「転移神経症」も、子どもはない。 エリクソンは何と言うのでしょうね。
でもね、子どもと毎日やり取りしてますとね、「転移神経症」など子どもはならなくたって、セラピストの予測を遥かに超えて、子どもの治療が進むことが、よくあんですよ。
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