神に対する見方は、個体発生は系統発生を繰り返す。面白い。
p75の第3パラグラフ。
こういった考え方から、続くのは、神を大事に思う気持ちは、両親を大事に思う気持ちとは区別できない、ということです。人が近親相姦のような、母親とか部族とか民族に対する愛着から脱し得ていないなら、また、もしその人が、飴と鞭の父親や、その他の権威に頼りっぱなしなら、その人の宗教は、宗教の初期段階、すなわち、神が、すべてを包み込む母か、罰とご褒美の父であるかのように経験することになります。
宗教の初期段階は、とても分かりやすい。すべてを包み込んでくれるような母親であり、飴と鞭の父親であるかのどちらかであるからです。
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