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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ : 天国の国籍

2016-05-26 08:03:44 | 聖書の言葉から

 

 

 
山下義隆さんの生きる技法 改訂版
   今の日本の社会にウソとゴマカシが多いのは、親子関係で・・・    権力者のウソ ウソと...
 

 大ウソつきのバカ男、の後は、一番ウソのない生活を、一生涯心掛けた男、内村鑑三の言葉がふさわしいでしょう(岩波文庫『宗教座談』より)。

 

 

 

 

 天国の市民は、赦されし罪人であります。

(ただし、下線は、原文では傍点[```])

 

 

 

 

 

 この前段で、組合教会、監督教会など教会で、洗礼式に出て、日曜日ごとに教会に行く人は、教会員であっても、キリスト者ではない、と内村鑑三は言います。「彼らは俗人の上に少しく宗教のペンキを塗ったくらいの者」と明快です。中には「本物」もいるでしょうけれども、100年前の(正確には116年前)の文書は、現在も生きているものですね。

 この「許されし罪人」とは、内村から数えて3代めの、先日インターメッツォで取り上げた、神谷美恵子さんの言葉にも、同じ精神が流れていますよね(インターメッツォ : みにくい自己にすぎなくても)。

 

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