自分の気持ちも人の気持ちも分からないことと、解離神様は現在進行形、改訂版 ティク・ナット・ハン禅師は、≪いまここ≫の自分、ありのままの自分に気付くことを薦めていましたね。今日はその≪いまここ≫......
厚生労働省が,「臨時福祉給付金」を出すと言います。申請主義といって,行政サービスは,利用者である市民が自分で情報を集め,自分で役所に申請しない限り,サービスしてもらえないのが日本では「普通」になっています。役所が「お上」で,市民が「下々」になっているんです。主権在民ではありません。なぜなら,主権とは〈一番上〉という意味ですから。そして,主権在民なら,市民が〈一番上〉にならなきゃうそでしょ。
これも,日本だけしか知らないと,「そんなもんなのかな?」と誤解し,間違って納得してしまいそうですね。ところが,ヨーロッパでは,どういうサービスがあるのか,市民に知らせてくれます。行政が市民サービスのためにある,市民が主権者だ,ということが,具体化されてますでしょ。ヨーロッパでは,市民が〈一番上〉になってますよ。だいたい,市の組織図が,市民が〈一番上〉に書いてあって,市長が一番に下に来る図になっていますもんね。むかし,デンマークのオーデンセ市を訪ねた時に示されたオーデンセ市の組織図がそうなっていましたからね。以前,ブログオーデンセの感動で書いたことがあります。
厚生労働省がどういう訳か,テレビコマーシャルで,「カクニンジャ!」をやって,貧困層の人々にお金五万円を一回だけばらまく,と言いますね(http://www.2kyufu.jp/)。あくまで「臨時」のことですから,来年度は,やらないことでしょう。制度をきちんと作って貧困対策をするのではなく,森友学園がらみで,内閣支持率が落ちてきたので,「カクニンジャ!」で,買収して,これ以上落ちないようしている,と私はみますね。普通日本ではやらないことをしてんですからね,サービスを市民にわざわざ教えてんですからね。「いいことしてでチュから,ヨロチクね」
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