エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

「なぜ?」を忘れない仕事

2016-05-30 07:53:30 | ブルース・ペリー教授の『犬』

天上の楽園

 

 
礼拝をする関係? 改訂版
  「宿題やんなさい」だとか、「ダメでしょ」だとか言ってばかりいると、子どもにとって一番厄介な悪魔が、その子どもの心の中で、その子どもと結婚式やって、末永く懇ろに...
 

 

 発達トラウマ障害≒愛着障害の子ども達にも、本当の自分を語れるチャンスをプレゼントしたいですね。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.127、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 私がジャスティンにあった時、このケースは特別なものになるだろうと分かっていました。ジャスティンのことをもっと知ってから、ジャスティンに関わらなくっちゃ、と思いました。ジャスティンのカルテを手に、ナースステーションに戻って、ジャスティンの古い記録を読みつつ、顎を膝に乗せ、膝を抱えたジャスティンがロッキングするのをちらりと見ました。ジャスティンは、ハミングをしているのか、うめき声を出しているのか、つねに、大声で怒ったような金切り声をだしていました。小児集中治療室のスタッフは、もう、その声には慣れっこになってて、ジャスティンの方を振り向く者もありません。

 

 

 

 

 自動運転のルーティーン・ワークの、考えない仕事ぶりと、ブルース・ペリー教授の、「なぜ?」を忘れない仕事ぶりの差が、ハッキリと分かる所ですね。

 私どもも、「なぜ?」を忘れない仕事をしてまいりましょうね

 

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