エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

聖書の言葉:διαθήκη,ディアセケー,約束:特別に「とても良かった」

2017-04-11 07:53:24 | 聖書の言葉から
 
発達トラウマ障害≒愛着障害の診断基準 EからG
   子どもの貧困 最終回 安倍晋三政権の不作為(やるべきことをやってない)がいけないのです 改訂版  子どもの貧困。その最終回。 マザーテレサに言わせ......
 


 今朝の聖書の言葉はδιαθήκη,ディアセケー,約束です。

 でも,διαθήκηは日本語にはなかなかなりにくい言葉です。この言葉は遺言ゆいごんという意味にもなる所に,ヒントがあるみたい。

 遺言って,別に子どもや孫に相談して決めるものじゃないでしょ。死ぬ予定の人が(全ての人がそうですけれどもね),自分の物を,子ども等にどうプレゼントするのかを自分で決めて,子ども等はそれを受け取るだけ。それが遺言でしたでしょ。

 このδιαθήκηは,神様が人間に対して,プレゼントする約束をしてくださって,人間どもはそれを頂くだけ,を示します。そして,その約束が,「あなたの命(自分自身,≪本当の自分≫)は,とってもいいものなんですから,自分の命(自分自身,≪本当の自分≫)を生きてね」ということです。

 ですから,親や,保育士さんや教員等,あるいは,友達や会社の上司が「ダメじゃない」「ダメダメ」と言っても,そのたわごとを気にすることはないのです。神様が「いいぞぉ―」,「そのままやってってね」,「自分自身を生きなさい」とおっしゃっている以上,神様の言葉を信頼した方が善いに決まってますでしょ。『旧約聖書』の最初,「創世記」の初めを読んでみてください。神様の創造の業は「とても良かった」って書いてあるでしょ。人間はその創造の業の中でも「神さまの形に似せて」創られたものですから,特別に「とても良かった」に決まってんですからね。

 皆さんも,私も,特別に「とても良かった」存在なんですから,特別に「とても良かった」存在として今日も生きたいものですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現世考: 数字と世論調査に... | トップ | ヴァン・デ・コーク教授から... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿