エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#大文字の希望 こそ #我が身を任せる風 #ホットけない関わりの手本

2019-06-29 10:56:19 | エリクソンの発達臨床心理
 
#体感 #お知らせ #自分に関する
 聖書の言葉:  #神の心からの優しさ     嘘つきは、「正義」がお嫌い    子どもの頃に、遊びに値打ちを教えくれた人が、1人いたらいいのになぁ   ぼんやり ......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」
 をご参照ください。

 不思議な導きの中にある,まとめ学習の都合により,Insight and Responsibility 『キリストと共に見る心眼=善い良心があると,子どもに応答できる』の、p.116,最後から。今朝は,p.118の,4行目から。

 

 

大文字の希望が当てになると信頼できる唯一の条件は,母子が一心同体体験をすることだけです。その母子一心同体体験は,聖書の神様の全体像を体現した赤ちゃんが「記憶に残る前」の時代,すなわち,言葉を話せない時,話し言葉による記憶のない時分の,分裂していた母子2人の実験が一心同体になることによって,はじめて実現します。心から自由にされて善かったと語って自分を育ててくれるスピリットは,自分のたった1人の「お母さん」が心から安心できる人だなぁと顔と顔をシッカリと見合わせて,腹の底から仲良くなって,一心同体になることが,育ちの中で一番大事だとみなします。スピリットが語る言葉を生きる者は,赤ちゃんがお母さんと腹の底から仲良くなり一心同体になることが,育ちの中で一番大事だと言ったことによって,あの「対体験をする者が育つ場」がプレゼントしてくれる,「ギフトとしての自由な私」(「生きるはキリスト」)を体得底で,完全に知ることができるんだ,と言っているんです。他方で,心から自由になって善かったと思える者たちは,最初に心から大事にしてくれる1人のお母さんの重要性について,自由に訴えていますが,最初に心から大事にしてくれる,その1人のお母さんとは,手塩にかけて大事にしてくれる人は,心響かせピッタリ身体を合わせてくれる人かどうか実験して,一心同体体験は,なるほどホントだなぁ(アーメン),と腑に落ちる体験です。その一心同体体験実験をアーメンにしてくれるお母さんは,赤ちゃんの,お腹がすいたり傷んだりした身体と辛く悲しい気持ちを,赤ちゃんが期待している通りに,いつも繰り返し振り返ってくれますし,いつも自分を赤ちゃんより小さくして,赤ちゃんのために働きますから,赤ちゃんの心の中に,自分は値打ちものだという信頼を吹き込むことができます。アーメンお母さんは赤ちゃんと眼と眼を見合わせて,赤ちゃんから心から仲良くされて一心同体にしてもらえるのは,アーメンお母さんが眼と眼を見合わせて赤ちゃんと仲良しになり,一心同体だと思えるのとちょうど同じです。赤ちゃんとお母さんは,2人とも心から優しいということは,最初に知ることになっていることですし,最初に信頼を創造するものですから,大文字の希望の足です。

 大文字の希望は,人生の実験を根底から支える良さとして一度出来上がると,「様々な上手くいく見通し」が見通し通りでも,そうでなくても,いつでも,生きているってすばらしい,という希望があります。と言いますのも,人が心身ともに大人になることの中にこそ,様々な具体的な希望って,出来事や状況を望む希望が実現したときには,もっと先にある様々な希望の足が,先回りして静かに待っていますからね。赤ちゃんが自分から関わって歓ぶ歓びが次第に増えれば,信頼を作り出すことが増して,上手くいく見通しがそれだけ豊かにされますから,もっと先にある様々な希望のおかげで,赤ちゃんは,新たな期待に胸弾ませることも増えますね。それと同時に,その赤ちゃんは,「No」と言い返す力も伸ばします。聖書の神様の最高の光に似てくれば,叶わなかった様々なよき見通しから,素晴らしい見通しが生まれます。それに,心から真似びたい相手を夢見るようになりまりますし,いまここにあるものは,とても良い,と約束してくださる聖書の神様の試練を,生きている実感が引き出されて,̪̪信望愛に至るまで,続けます。聖書の神様がいつも育ててくれる良い見通しは,何があっても大丈夫 なだけではなくて,聖書の神様の心から優しい命が一巡する場を,どこでも何度でも,作り出すことができる,と見通すことになっています。それは,聖書の神様の心からの優しさを信頼することは,様々な山をも動かす,と言われている通りなんです。聖書の神様の心から優しい命が一巡する道から外れてしまった場合でも,大文字の希望が,息を合わせる大人に育てて下さる,唯一無二の救い主キリストのスピリットに,体得底で近づけるようにしてくれます。息を合わせる大人に育ててくださる,唯一無二の救い主キリストのスピリットが働く場では,内的促しにピッタリと合う心の習慣が備わり,聖書の神様の命が一巡しますから,互いに大切にし合うことに決まっています。ただし,聖書の神様の命と正反対に粗末にし合うことが,あの全うな人や,聖書の神様の心から優しい命が一巡する場を,どこでも何度でも,作り出すことができる,と見通す,あの見通しに勝らない場合です。人間に生まれたあかちゃんにとって,自分のお母さんこそが,「現在形の創造主」です。お母さんは,聖書の神様の法則では,赤ちゃんにとって,最初に聖書の神様のあの約束を必ず守ってくれるキリストになる「予定」です。お母さんがキリストみたいに必ず約束を守る人になれば,約束を守ってもらえるという信頼が,他の人からも引き出せるし,自分が生きている実感の輪がますます広がります。ですからね,聖書の神様が,私が生きている実感を「とっても善い」として下さることは,母子が共に育つ人になる聖書の神様の法則では,スピリットの光 の中で始まります。母子が共に育つスピリットの光は,聖母マリアの様々な絵を見れば,母子2人が,正しいことを押し付け合うこともありませんし,思い煩いあうこともない,2人が共に居る道であることもわかります。しかも,聖書の神様の命が一巡する場では,母子2人を共に育てて下さるスピリットの光は,何度もバラバラにされる落とし穴がパックリと口を開いていても,ピカリと輝き閃き続けます,実る中でバラバラにされそうになっても,倒れてバラバラにされそうになっても。

 一番大事な祈り,聖書の神様の一番大事な約束が,思いがけず見つかりましたね。「大文字の希望は,ホットけいな願いは,必ず実現するに決まってます,ということを信頼して,待つことができる,ということです,たとえ,はじめは,なんで自分だけこんな目に合わなければならないんだろう,ということや,訳の分からないことがあっても,ね」。大文字の希望は,聖書の神様を信頼する自分が創造される不動の岩盤ですし,善きサマリア人みたいな,ホットけない関わりのお手本に必ずなる,心豊かに聖書の神様を信頼する歩みが,我が身を任せる風です。


 聖書の神様の,心から優しい命が一巡する場を,いつでも何度でも作り出せる,という見通しを持つことが,大文字の希望です。

 こちらも,暗号を解けば,以上のようです。

 大文字の希望は,我が身を任せる風,声です。

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