普通に生きていることが、ネグレクトになっちゃう大人になった時にあなたを支えるのはね、子どもの頃のあなた エピジャネシスは、時にかなって美しい。 The life cycle cpmplete......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.174, ブランクの下,第2パラグラフから。
その晩,ジュリアンは,ベッドの角に坐って,身をかがめて,自分が心乱して,固まってしまうのを恐れていたことに,心巡らしました。それに続く数週間,イメージが次から次へと洪水みたいに湧いてきて,本当に病気になっちゃうんじゃないかと心配になるほどでした。ナイフを手にして,足に突き刺して,心に浮かぶいろんなイメージを止めたいと思ったほどでした。パニックになると,発作も起きてしまいました。ジュリアンはそれを「てんかん発作」と呼んでました。すると,ジュリアンは,血が出るほどかきむしました。よく熱がある感じがしましたし,汗も出て,落ち着かなくなりました。パニックの間,「ゾンビみたいな感じがしました」。すなわち,ジュリアンは,離れたところから自分を観察している感じがして,それはまるで,自分が経験していることは,誰かほかの人が経験したことみたいに感じたんです。
自分が体験したことを,受け止めずに,記憶とは別のところに預けている場合,他人事みたいな感じがするんでしょう。離人感と言ったりする場合もあります。その場合,自分に起きていることが,他人事みたいに感じるのです。
ジュリアンも,自分が性的虐待されたことを,受け止められませんから,記憶との別の小部屋に入れ込んでおいたのでしょう。ゾンビみたい,と離人感を表現してますね。
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