エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#扁桃体 #医療や心理支援から見捨てられている発達トラウマ障害

2018-03-01 06:50:29 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 
現世考:  原発避難解除の無責任
    自分自身を責めないでね   虫のヴァイオリン弾き  雲からも、風からも、透明な力を感じていたい。 The Sense of Wonder 『不思......
 

 

 

発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~30,000(年収1,000万円)


 

ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第2章。「革命 心と脳を理解する点で」,p.33の,ブランクから。

 


 

脳を落ち着かせる


 1985年のアメリカ神経精神薬理学会の会議は,それ以前のどの集会よりも,一層挑発的だった,と思います。ロンドン大学キングス校教授,ジェフリー・グレーは,扁桃体の話をしましたが,扁桃体は,脅威と認識した音,イメージ,体感を決める脳神経の塊です。グレーが示したデータによれば,扁桃体が敏感かどうかは,少なくともその一部は,神経伝達物質セロトニンが扁桃体にある量によります。セロトニンが少ない動物は,(音みたいな)ストレス刺激に過剰に反応しますし,セロトニンが高いと,恐怖を感じ取る仕組みを弱めます。そうすると,脅威になるかもしれないことに対して,攻撃的になったり,凍り付いたりせずに済みます。

 

 

 

 扁桃体とストレスホルモンのセロトニン,それと恐怖を感じ取る仕組みが分かったのは,せいぜい30年前なんですね。

 ストレスに効く薬や発達トラウマ障害に効く薬がありませんから,ストレスや発達トラウマ障害は,製薬会社が儲からない,旨味のない領域です。日本の医療で儲からない分野は,見捨てられていますから,日本の医療は,発達トラウマ障害を見捨てています。また,心理学関連の学会も,DSMマニュアル信仰に毒されていますから,DSM-Ⅴに載っていない発達トラウマ障害を見捨てています

 当ブログで,発達トラウマ障害こそ,日本を救う道だと信頼して,毎日紹介する所以です

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #聖書の言葉 #1人豊か #新... | トップ | #いまここ #マインドフルネ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿