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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第2章。「革命 心と脳を理解する点で」,p.33の,ブランクから。
脳を落ち着かせる
1985年のアメリカ神経精神薬理学会の会議は,それ以前のどの集会よりも,一層挑発的だった,と思います。ロンドン大学キングス校教授,ジェフリー・グレーは,扁桃体の話をしましたが,扁桃体は,脅威と認識した音,イメージ,体感を決める脳神経の塊です。グレーが示したデータによれば,扁桃体が敏感かどうかは,少なくともその一部は,神経伝達物質セロトニンが扁桃体にある量によります。セロトニンが少ない動物は,(音みたいな)ストレス刺激に過剰に反応しますし,セロトニンが高いと,恐怖を感じ取る仕組みを弱めます。そうすると,脅威になるかもしれないことに対して,攻撃的になったり,凍り付いたりせずに済みます。
扁桃体とストレスホルモンのセロトニン,それと恐怖を感じ取る仕組みが分かったのは,せいぜい30年前なんですね。
ストレスに効く薬や発達トラウマ障害に効く薬がありませんから,ストレスや発達トラウマ障害は,製薬会社が儲からない,旨味のない領域です。日本の医療で儲からない分野は,見捨てられていますから,日本の医療は,発達トラウマ障害を見捨てています。また,心理学関連の学会も,DSMマニュアル信仰に毒されていますから,DSM-Ⅴに載っていない発達トラウマ障害を見捨てています。
当ブログで,発達トラウマ障害こそ,日本を救う道だと信頼して,毎日紹介する所以です。
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