エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

生きる指針

2016-01-31 12:46:35 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
静かにしてたい感じとユーモア 改訂版
  「イスラム国」と人質。盛んにメディアに取り上げられ、救出を願う「祈り」を訴えるものさえある。何となく違和感を感じていたところに、さすがは、源ちゃん(知り合いで...
 

 「叡智」は、「見て知る」ことからですが、眼が見えないことが、眼には見えない世界に開かれることになり、通常では見えない世界を見る一隻眼が与えられる場合がありますね。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の始めに戻って、「完成版の前書き」、p.7の、2行目から。

 

 

 

 

 

 抜け目のないものの見方ができれば、私どもは、この世を生きる指針と、地に足がついた生き方とを身に着けることになりますね。この世は、私どもが生き、動き、食べ物を見つけ、他の人たち、動物たち、自然と折り合いをつける場です。ですから、この2つの眼は、広く、開かれていて、抜け目ないものでなくてはならないのです。ですから、耳も、あらゆる印から良いものを得られるようになっていなくてはなりませんし、その意味が分かるものでなくてはなりません。

 

 

 

 

 

 眼も耳も遠くからくる感覚刺激も捉えることが出来る感覚でしょ。この世は、自分の身近からかなり遠くまで含むのが普通です。単に情報を貰うだけではなくて、生きる指針、地に足のついた生き方をもたらしてくれるのが、目と耳だ、という訳です。

 

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