「イスラム国」と人質。盛んにメディアに取り上げられ、救出を願う「祈り」を訴えるものさえある。何となく違和感を感じていたところに、さすがは、源ちゃん(知り合いではないので、ご注意ください)こと、高橋源一郎さんの、昨日の「論壇時評」。「イスラム国」関係では「沈黙」することを薦めています。私も今しばらくは黙っていたい感じです。おしゃべりの私がそう思うんですね。
「祈り」は人に呼び掛けてするものじゃぁない、誰にも知られず、一人静かにするものだ、ということだけ、一言言っとく事にとどめます。
「自分の意見をもつこと」について、とっても大事なご指摘。スーザン・ソンタグの意見を紹介しながら、源ちゃんは次のように記します。
「そこにはつねに、それ以上のことがある。目に見えるそれ、とりあえずの知識で知っているそれ。それ以上のことが、それにはある。そのことを覚えておきたい。何か「意見」があるとしても。」
自分の意見を大事にするけれども、その自分の意見を相対化する視点。
それは自分を笑うユーモア感覚を大事にすることに通じます。
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