将来の世界を見通すイメージ、すなわち、ヴィジョンには、ウソとゴマカシが入り込む場合もあれば、ビィビィッと来るほどのリアリティがある場合がある。
今の日本のように、「積極的平和主義」が、戦争をする国の始まりをしめすのに、「何ら平和主義に変更を加えるものではありません」という、ウソとゴマカシだらけの見通しが語られ、また、一流企業と言われているあまたの会社が、将来の見通しのためではなくて、目先の利益のために、ウソとゴマカシだらけであることがハッキリした昨今、リアリティがあるような見通しが果たしてこの世に存在するのかなっ? といぶかしく思う人がふえているのではないでしょうか?
しかし、たとえば、日本国憲法が語るヴィジョンなどは、今も生きているし、生かすべきなのではないのか? と私は思うのです。憲法九条、憲法十三条。それは、デマゴキブリが語る、ウソとゴマカシだらけの未来とは真逆の、人間の真実があると私は確信します。
日本国憲法九条
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本国憲法十三条
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
毎日この条文を読んで、毎日を過ごすと、自分の道をより確かにできると感じますね。
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