アインシュタインとフロイトは、似ていないようで、実は似ている。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p97の、第3パラグラフから。
「精神分析の場」とは、セラピストの心とクライアントの心とを、お互いに相対的に動く「2つの共働する仕組み」として、描くことが出来る、と私は予てから主張しています。精神分析の出会いの中には、一見では、安らぎがありますし、面と向かわずに済むので、クライアントは「連想」が「自由に漂う」感じにもなりますし、その感じを強めることもできます。この連想は、ものすごいスピードで、遥かに昔のことから、今現在のことまで連想し、あるいは、怖かったことから、未来に望んでいることまで連想し、それと同時に、具体的なことや、空想や、夢の生活までも連想することが出来ます。
精神分析の場のおかげで、クライアントが自由に様々なことを、様々なレベルで連想できるのは、クライアントとセラピストが、やり取りして共働する2つの人、楕円形になっているからですね。内村鑑三が言う「真理は楕円形」というときの楕円形です。
この真理も「人格的真理」であるのは、さっきのブログと一緒です。
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