「つぎつぎになりゆくいきほひ」と 私どもの無責任
都知事の舛添要一さんが、7月23日(金)のTwitterで
「新国立競技場:政府は、至急、今回の大失策に至る経過を検証し、責任者の処分をすべきである。最大責任者は文科省であり、担当役人の処分は免れない。組織の長にその処分ができないのなら、自らが辞任するしかない。それが大人の世界の常識であり、役人一人の更迭もないのなら、国民は許さない。」
とつぶやいています。
7月22日(木)「報道ステーション」に舛添さんが出演したときも、文科省のお役人の無能ぶり、無責任ぶりを指摘していました。その席で、北大の中島岳志さんが、丸山眞男教授の名を挙げながら、戦争遂行した、政治家・軍人・官僚の無責任が、いまの時代にも治らない、と指摘していましたね。
フクシマ原発事故が今も計り知れない放射能汚染をもたらしているのに、東電から1人の逮捕者もなく、責任者の処分さえないばかりか、勝俣恒久元会長はじめ、当時の責任者たちはおしなべて、ドバイの高級マンションで、高額な報奨金を貰って暮らしている…。
そこで「歴史意識の『古層』」です(『丸山眞男集』第十巻,p.3-66)。ここで、丸山眞男教授は、記紀神話の始めの記述から抽出した発想様式が、歴史の中で繰り返し執拗に持続する低音(執拗低音、basso ostinato パッソ・オスティナート)として 歴史の主旋律にならないけれども、副旋律として常に繰り返されてきたことを指摘しています。それは、歴史を記述する言葉にその特色を表わす、と丸山眞男教授は言います。
発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害の子ども。甘えが全く足りません。マッサージという簡単な方法が、その甘えを提供するうってつけの方法ですから、マッサージ・セラピーを母親にやってもらえば、母子関係の改善に繋がります。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.141の下から4行目途中から。
マッサージ・セラピーの効果は、極めて緩慢で、緩やかなものでした。狙いは、コナーに体に触れられることになれてもらうことでしたし、できたら、触れられることを悦んでもらうことでした。ジェーン・ママは、息子のコナーの首や肩にするマッサージを習った後で、自宅でもこのマッサージ・セラピーを続けました。特に、コナーかご機嫌斜めだったり、マッサージをせがんだりした場合、マッサージ・セラピーをして挙げたんですね。私どもは、コナーにもジェーン・ママにも、私どもがなぜマッサージ・セラピーをしているのかを説明しました。
マッサージ・セラピーは効果が緩慢だからいいのでしょう。また、発達トラウマ障害(DTD)の子どもに侵入的にならないように配慮してやるからいいんでしょう。さらに、セラピーに素人の、どんなお母さんでもできるからいいんでしょう。
実際に、宿題のセラピーにタッチもプラスする場合が、私もありますよ。
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