我が安倍信三首相。久しぶりに2年近く政権が続いていますね。アベノミクスのおかげでしょうか?
安倍政権は、経済政策で政権安定を図っていると、NHKや新聞が言っているので、「そうなのかな?」と思うことはあっても、私自身の経済が好転しないからなんでしょうか、安倍政権の経済政策がそんなに「良い」のか、全く実感がありません。NHKや新聞が言っていることに「ウソとゴマカシ」を感じていましたね。製造業が海外に移り、産業の空洞化が言われて久しいでしょ。それに、トヨタやソニー、パナソニックなどのメーカーが伸びている感じもしませんよね。「儲けている」と言っても、それは円安誘導に結果、その為替変動の伴う利益を「儲け」といってるだけじゃぁないのかなぁ?
先日の中村修二さんのインタヴュー記事を、朝日新聞デジタルで動画で見直してみて、「なるほど」と気づかされたことがあります。それは、「アメリカでは、特許権が個人に帰属するし、ベンチャー企業を学者や新発見をした者が起こしやすい制度がある」と言います。それで「優勝な人物は大企業からベンチャー企業に移っていく」って言うんですね。ですから、大企業に残るのは「無能だけ」だという訳です。かたや「日本は、大企業ばかり優遇して、特許権を大企業に帰属させようとしているし、ベンチャー企業を起こしにくい規制をたくさんかけている」という訳ですね。マイクロソフトやグーグルやフェイスブックなど、アメリカではどんどん新しい企業が興ってくるのに、日本では、シャッター商店街よろしく、企業が発展途上国に出て行ってしまっている。これは「安倍晋三政権が、アベノミクスと言いながら、新しい産業がベンチャーとして出てくるのを邪魔しているからなんだなぁ」と、パウロのように、眼から鱗のようなものが落ちましたね。わが安倍晋三政権と大企業の既得権益を失いたくないから、ベンチャーが出てこないように邪魔してんだ、という訳です。
それから、わが安倍晋三首相が「すべての女性が輝く社会づくり推進室」の看板を賭けたことが報じられています。ここにも私は「ウソとゴマカシ」を感じます。なぜなら、日本は「法定労働時間」を守らないことが常識ですよね。わが安倍晋三首相も口では「ルール・オブ・ロー the rule of law(法の支配)」と言いますよね。でも実際は、「残業代をただにしろ」という訳でしょ。ここでも、中村さんが「安倍政権は、大企業を優遇することばかりしている」とおっしゃっている通り、大企業が残業代を払わずに済むことを政策化しようとしてますでしょ。これじゃぁ、女性を一層苦しめる政策でしょ。むしろ必要なのは、法定労働時間を守るようにすること。すなわち、サービス残業を含めたあらゆる残業をしないこと。残業が必要になるのなら、残業を増やすのではなくて、雇用を増やすこと。
また、非正規と正規の差別をなくすこと。いまは、非正規と正規では、給与、社会保障、退職金、従業員サービスなどの点で、大きな差別があります。この差別を、どんな仕事を、どんな立場でやっても、同一労働同一保障にかえることが、「すべての女性が輝く社会づくり」には不可欠です。
まぁ、ことほど左様に、わが安倍晋三首相は、「ウソとゴマカシ」の塊、デマゴギーですから、取扱い厳重注意! なんですね。
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