ルターは偉大な改革者にして、偉大な反動者でした。
Young Man Luther 『青年ルター』p.231の第3パラグラフから。
新しい神聖ローマ帝国皇帝は、弱冠21歳にして、いろんな出来事に心乱されていましたが、自分を確かにされる感じを再度確かにしました。「我こそは、長らくクリスチャンを信じている家系の神聖ローマ帝国皇帝なるぞ。…1000年も続くキリスト教に反抗する修道士1人が、悪いに決まってる…。奴は村八分だ」となります。実際、皇帝はその修道士ルターを村八分にします。しかし、ザクセン選帝侯は、ルターを拉致して、ヴィッテンベルグに匿います。そこは、(ルターが聖書をドイツ語に翻訳した)アイゼナッハや(ルターが若い頃信仰に目覚めた下宿先の)コッタ家から1マイルほどのところでした。
ルターは村八分に会えば、惨めです。しかし、その惨めな思いをする果てに、ドイツ語で聖書を翻訳して、本当の信頼を確立する使命を果たすことができました。
人生万事、塞翁が馬 ?
闇の中に光がある ?
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