聖書の言葉: #皆さんの眼の中にある梁はり #悪い良心 #この世の不幸の源インターメッツォ : 主にまかせよ 小さな哲学者たち 小学生は小さな哲学者。心理臨床をしていますとね、そう感じることが、度々ある......
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Identity and the life cycle 『神様と一心同体になること と 神様の命が一巡すること』 p.62の,第3パラグラフの最後から。下から5行目途中から。昨日のところもご一緒に。
馴染んで習慣になっていた,お母さんが赤ちゃんを日々何度も大事にしてくれることが,母親みたいに思えたり,お母さんみたいに感じられたりする代わりもいないのに,有無を言わせずに急になくなると(さもなければ,もっと悪い条件の下では),赤ちゃんは急に気分が落ち込みますし(スピッツ,1945),軽度ではあっても,ずっと「あれさえなければ」と嘆く気持ちが続くことになります。その「あれさえなければ」と嘆く気持ちは,落ち込んだ気持ちの通奏低音となって,生涯にわたって,響き続けることになります。ところがですよ,もっと好ましい環境でさえ,この生後半年から1年の間の舞台は,心が生きる中に,無理やりお母さんとバラバラに離ればなれにされた気分と,失くした1つしかない天国に対する,ほのかではあっても,どなたにでもある,母親との一体感を失った痛みと混ざったいつまでも消えない疼きとを,もたらすものですね。
育ちの環境が恵まれていても,母親を失った痛みが生涯残る。
厳しいですね。
赤ちゃんに歯が生え始める生後半年から生後1半までが,人生で一番対応が難しい時期だ,と言えます。
赤ちゃんが半年から1年半になる時期のお母さんを,社会全体が応援して,時間的にも,経済的にも,心にも,ゆとりをプレゼントしなくてはなりません。
今のニッポン社会を想像しましょう。そして,未来のニッポン社会を創造しましょう。
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