無意識は、魔女に似ている! ウンコとダイヤモンド今どきの、大人も、子どもも 人間にとって、一番大事な、人を大事にすることそのものが、バラバラになっているところに、今という時代の病理があります。......
我が家は、豆腐屋さんでしたから、朝が早い。「3時起きが当たり前」と父親はよく言っていましたね。その生活パターが生きているからでしょうか、私も豆腐屋ではありませんが、「3時起き」です。やっぱり、生活習慣も遺伝するんでしょうか? そんなわけない?
夕ご飯はだいたい6時。子どもの頃は、「世界中で夕ご飯は6時くらいだろう」と信じて疑っていませんでしたが、7時に食べる家もあれば、8時近くになってから、という家もあることを後々知ることになりました。
それでも、両親と兄弟3人と、途中まで「お婆さん」の、合計6人が一緒に夕ご飯を食べていましたね。「いただきます」と父親が言って、みんなも「いただきます」となります。家族全員がそろって夕ご飯を食べる、全世界の決まり事、だと何となく思っていたんですね。これも、後年、そうでもない、ということに気付かされることになりました。
いまは、夕ご飯に限らず、家族全員がそろって食事をする、という家庭の方が、例外的な感じです。サイコセラピーに回ってくる子どもの家庭に限った話ではないんですね。お友達とうまく付き合えないだとか、お友達に暴力を振るってしまうだとか…コミュニケーションに課題がある子どもが実に多い。自閉症の三大症状の1つが、コミュニケーションがうまく出来ない、ということですが、今どきのニッポンでは、自閉症ではない子どもが、コミュニケーションを上手にできない、と訴えてきますね。
コミュニケーションは、「飲み物食べ物を一緒に食べる」という意味でしょ。親が、夕食の食卓ぐらい家族一緒に食べてないのに、子どもにだけ、コミュニケーションが上手になれ、というのは、大人の方が、言ってることと、やってることが、正反対だ、と思う今日この頃ですよ。
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