今宵は再び本田哲郎神父様『釜ヶ崎と福音』に戻ります。前書きのⅷから。
アイヘンバーグさんは芸術家の鋭い目で、…「…神さまはむしろ、手助けを必要とするまでに、小さくされてしまっている仲間や先輩たちと共に立っておられるんだ」と見抜いていたのです。
サイコセラピーをしていると、時々「どういうアドヴァイスをしているんですか?」と訊かれることがあります。私は「アドヴァイスをしたことは一度もありません、答えは相談に来た本人が言うんです。…その人の人生は、その人の物だからです」と応えることにしています。
もう1つの、私の常套句は「あなたが楽しいこと、好きなこと、『いいなぁ』と感じることは、とても大事なことです。それは、あなたの自分らしさと繋がっているからです。その自分らしさと繋がっている、楽しいこと、好きなこと、『良いなぁ』と感じることを生かす方法を一緒に考えていきましょう」。
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