発達トラウマ障害の子どもに必要な、自分が損をしても、他を助ける傾向の人の関わり佐世保と名古屋の後で 「アイ」の源 意識と無意識をつなぐ「楽しい」 3つの意味が子どもの遊びにはあること...>続きを読む ......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.178, 第2パラグラフから。
何か大変なことがあれば,たとえば,子どもか友達が事故でけがをした場合,その出来事の記憶が強く残りますし,大部分そのまま残ります。ジェームズ・マッガフと仲間達が示しているみたいに,アドレナリンが増えれば増えるほど,記憶は正確になるそうです。それでも,それはある点までの話です。怖いことに出くわせば,ことに「逃げ出すことができないショック」になるほど怖いことに出くわしたら,記憶の仕組みは圧倒されて,上手く働きません。
「逃げ出すことができないショック」は,地震や戦争だと思う方がいるかもしれませんね。でも,そうじゃないんですね。父親が母親に暴力を振るう,父親が暴れる,母親が泣きわめく…など,日常生活の中にもあるんです。しかも,日常的なものですから,日々繰り返し,この苦しい場面を体験している場合がほとんどです。
日常的に「逃げ出すことができないショック」が繰り返される,その影響は,実は深刻です。
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