エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

本物の臨床は二律背反だらけ アベシンちゃんらのウソとゴマカシだらけとは違います

2015-06-03 07:52:29 | エリクソンの発達臨床心理

 

 相手にとって、「あっ、この人は大事な人だなぁ」「本当に≪私≫の相手をしてくれる人だなぁ」という感じを抱いてもらうためには、こちら側の献身、夢中が必要です。

 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p44の15行目途中から。

 

 

 

 

 

 いつでもどこでも、お互いに価値あるものと認め合うと言う要素が繰り返される場合は、こういった、1人の赤ちゃんとそのお母さんの出会いのようなやり取りは、一番うまくいけば、いつでも、二律背反に調和をもたらします。このやり取りは、陽気で楽しいのに、形が決まってきます。このやり取りは、繰り返しているから馴染んだものなのに、いつもビックリする驚きもあります。言うまでもありませんが、このようなことは、このようなやり取りが、「自然」に見えるくらい、単純なことですし、必ずしも段取りのあるものではないし、人生の中で一番うまくいくことと同じように、恵みとして与えられることなんです。

 

 

 

 

 

 アベシンちゃんとその仲間たちの、ウソとゴマカシではありません。本物の臨床は、「陽気で楽しいのに、形が決まってきます。このやり取りは、繰り返しているから馴染んだものなのに、いつもビックリする驚きもあります。」「人生の中で一番うまくいくことと同じように、恵みとして与えられることなんです。」

 不思議でしょ。

 

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