エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#エリクソンの叡智 #公案としてのエリクソン #隻手音声

2017-12-14 08:37:17 | エリクソンの発達臨床心理

 
インターメッツォ: エリクソンの叡智 : オートノミーの感じは、エース点数(ACEエース点数(ACE score)高得点とは真逆
   体育のような、精神分析家の働き   心のパラダイス:内なる自然の中にある「平安の源」  捨てライオンの「野生のエルザ」と、その育ての親であるアダム......
 

 

 

 ここ2週間くらい,震えが止まりません。少し熱っぽい感じが続いています。

 悪い病気かな?

 

 

 それは,エリクソンのせいなんです。

 エリクソンがまるで「聖書」を書くように,著作を記していることに,ここも,あすこも,またここも,という感じで,「目から鱗のようなものが落ちて気付かされているからです。

 文体,言葉の選びから,もちろん,その全体像が,まさしく,パウロが「ロマ書」の第4章から6章で記したことを,人のスピリットの発達として,記していることが,ハッキリと気付かされたんです。感謝感激○○きです。

 

 20年以上毎日エリクソンを読んできたのは,この日々のためにあったことを改めて実感しています。その成果は,徐々にこのブログでお伝えし,また,学会で発表し,子どもたちや社会に還元していきたいと願っています。

 

 うわべを読んでも,エリクソンは分かりません。昔,河合隼雄先生が,「公案としての子ども」と題して,エッセイを記したことがありましたよね。公案は「禅」の修行のとき,自己になり,自由になるための修行で出てくる課題でしたよね。「片手の声を聞きなさい」隻手音声(せきしゅおんじょう)。拍手の音だったらわかるけども,片手ではね…。?でしょ。

 エリクソンも,公案として,読むことが大切です。そこには,深い感激するような真理が隠されている,真理が封印されている。

 本日はここまで。

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