エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ジョアンとエリック 面白夫婦

2016-01-09 09:49:08 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
≪言ってること≫と≪やってること≫の一致してることが、絶対条件
  『人を大事にする術』も第二章~第四章すべてを翻訳しました。昨日で第三章が完訳だったんですね。残すのは、巻頭言と第一章のみ。9割以上は訳し終えたことになります。...
 

 エリックとジョアンが編み出した、ライフサイクルの地図は、自分自身になろうと覚悟を決めた人にとっては永遠の道しるべです

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の始めに戻って、「完成版の前書き」、p.2の、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 ホワイトハウスの会議の少し前、エリックは、「人生の舞台」について話をしなさいと、ロサンジェルスの心理学者らと精神科医らのグルーブに、招待されました。そのような頼まれ仕事は、私どものライフサイクルの生地を、議論し試す絶好のチャンスだと感じましたね。計画では、私ども2人が、最寄りの駅に車を走らせ、そこで、エリックは、ロサンジェルス行きに電車に乗る、私は、大急ぎで家に戻って、子どもたちの世話に戻る、というものでした。

 

 

 

 

 

 ジョアンの文体の方が、具体的なんですけれども、暗喩に満ちていて、エリックに負けないくらいの深みのある文体です。エリックの文体は、長くて、ある意味しつこいのですけれども(多分、エリックは、もともと心配性でしょうね)、ジョアンは、文章が短く、キッパリした感じです(多分、エリックよりも、ジョアンの方が、もともと信頼が豊かだったはずですね)。面白いでしょ。

 

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