「発達トラウマ障害≒愛着障害」と診断・アセスメントすることの大事さを、改めて考えていただけたらいいですね。
発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、ADHDと一番間違います。
今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の62日目。
今朝は、妥当性と信頼性の章の33日目。PRSDとの鑑別の続き。
注目してほしいのは、DSMのPTSDの症状の17あるうちの15は、DSMとPTSDの2つのグルーブにも等しく当てはまります。これは他の5つのPTSDの評価と一致します。すなわ、このサンプル内の、PTSDの有病率と重度PTSDの数は、トラウマにさらされた幅とは無関係だということです。同様に、NCTSN(国立子どもトラウマ・ストレス・ネットワーク)の核になるデータでは、発達トラウマ障害(DTD)の診断基準Aが出ている子ども達は、仲間とも、有意に違う症状があります。それはPTSDが重度のコントロール群と比較しても有意に違う訳です。このように、発達トラウマ障害(DTD)の子ども達の中にある発達トラウマ障害(DTD)の症状は、PTSDが重たいからでない、ということは確かです。
発達トラウマ障害(DTD)は重症のPTSDとは、明らかに違う、という訳です。
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