エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ヴァン・デ・コーク教授の民主主義的な治療チーム

2017-04-08 11:50:51 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
無知かゴマカシ 私は無知だと見ます
    食べられない 一日一膳 子どもの貧困 No.3   日本に満足に食べられない子どもがたくさんいる、と言われて、どれほどピンと来る人がいるのでしょ......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?p.3,第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 これが私のライフワークになりましたね。こういう努力をする中で,トラウマセンターの同僚や学生に助けてもらってきました。このトラウマセンターは,30年前に私が設立したものです。私どもは共に,何千人ものトラウマを負わされた子ども達,大人たちの治療をしてきました。その中には,子どもの頃に虐待された人,自然災害,戦争,事故,人身売買を体験した人がいます。親族や見知らぬ人から性的虐待された人もいます。私どもは,患者さんすべてと,治療チームが毎週持っているミーティングで深く話し合いひとりびとりの患者さんに役立つ様々な治療を注意深く辿ることを伝統にしています。

 

 

 

 

 

 善い治療,善い教育,善い支援の典型ですね。ヴァン・デ・コーク教授がいくら偉くて,博学でも,ヴァン・デ・コーク教授が差配するんじゃない。治療は,他職種のチームが支援するケースマネージメントで進めている訳ですね。

 民主主義的な治療チームが在って初めて,善いケアをすることができるんです。権威主義的な集団は,言い訳しかやらないお役所仕事になりがちです。

 

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