無意識の圧倒的な暴力にさらされ続ける愛着障害の子どもたちトラウマは、昔話ではない。トラウマは、無意識の暴力の最大級のものですから、いまここで非常に苦しい苦しみです。 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps ......
ヘンリー・ナウェンの『魂の向き』Spiritual Direction を味わいます。今宵は、p.40。 声について、ナウェンさんのお話。
2つの声
私の人生の始めから、心の中で2つの声が私に語ってきました。1つの声は言います、「ねえ、ヘンリー、必ず自分のことは自分でやってね。必ず自立した人間になってね。あなたのことを自慢できるように、必ずしてね」ってね。もう1つの声は、「ねえ、ヘンリー、あなたが何処に行っても、世の中の眼から見たら、楽しいことを1つもしてない時でも、イエスの気持ちに適うように必ずしてね。神様があなたを大事に思っている気持ちに適うように、必ずしてね」ってね。…ここに戦いがあり、心の葛藤がありますね。
2つの声。どなたの心の中にでも、こだまする声。
1つの声は、「自分、自分」に向かう声、自分が得することに向かわせる声。あるいは、その偽装として、「自分の会社のため」の場合もあります。
もう1つの声は、「神様」、「宇宙」、「子ども」、「空」に向かう声。
普通は、1つ目の声のヴォリュームが大きい。2つ目の声は、耳を澄ませていないと聴こえない程のかすかな声。
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