身体を上手く使う

ボクシングの内藤大輔選手、世界戦防衛成功！

相手は元チャンピオン、ポンサクレック・ウォンジョンカム。

17度の世界防衛を成し遂げた凄い選手です。

ボクシングは大好きですが、専門外なのでその技術面等々の話はここでは控えさせていただき…

ただ、内藤選手はトリッキーなボクシングをするなぁと思いました。

合気道を学ぶものとして気になったのは、内藤選手のトリッキーな動きの中にある体の使い方です。
バランスが悪いようで安定しているあの動き。
効いているのか？と思いたくなるパンチに見えますが、身体全体を使って繰り出すパンチは、想像している以上の威力＆プレッシャーはあるんだろうなと考えられます。

話は変わりますが、先日、深夜のバラエティ番組を見ていると、よくスポーツジムである“エアロバイク”にタレントさんが乗っていて、横にいたトレーナーさんの解説の言葉です。
「姿勢を正してこいだ方がいいですね。背筋や他の筋肉も一緒に使えるので、腿への負担が減るんです」

なるほどねぇ！
私も稽古に行く時に自転車を使いますが、姿勢を正すと足への負担が軽くなる気がしていました。
他にも、スタート時にお尻を上げないで、姿勢を正すと足への負担も減りスタートもスムーズに行けるか？なんて事もやったりしています。

合気道でも身体全体を使って、効率の良い大きな力を発揮することを大切にしています。
また合気道は、そういう技術体系が出来ている武道だと思います。

部分だけ動かすより、身体全体で力を発揮する方が、代謝の面でも、身体に与える影響は良いのではないでしょうか？
代謝とは、「気」とは言いませんが、血液等の循環だけでなく、
歩くと、筋肉が動き、血液の循環が高まり、腸が動き、内臓への働きが活発になり…みたいな、全体が調和に向かう一つの流れと言えばいいんですかね…

最近は、日本の古武道などの動きが、他のスポーツの動きに取り入れられていますね。

私も、今学んでいる合気道の身体の使い方が、広く社会で貢献できるなら素敵なことなのだろうと思います。

当教室は、未経験者は言うまでもなく大歓迎ですが、他の武道格闘技＆スポーツの経験者も同時に習いながら、身体の使い空などを学んで戴くのも歓迎しております。



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