
あの有名サーフイン映画「Endless Sumeer」は20歳後半のころ、
営業をさぼって新宿の映画館で見た。
映画は世界中の波を求めて旅をする話だ。
最後にナレーターがとても感慨深い言葉を言う。
それは多分オイラが死ぬまで心に残る言葉だ。
心の底にべったりくっついてるコールタールのような言葉だね。
そのコールタールはココナッツの香りがする。
「夏は単なる季節ではない。それは心の状態だ。」
それが、Endless Summerの意味なんだね。
誰でもいつかは波に上手く乗ってやろう、と思う。
今年の冬はあまり乗れなかったから、春がんばろう。
春はよく乗れなかったから、夏のサーマルでがんばろう。
夏がんばれなかったから、秋の台風を当てよう。
どうよ?
その状態ってさ、Endkless Loopじゃない?
心が夏っていうのは、冬でも寒いなんて文句を言わず果敢に波を責めてる状態だと思う。
きっと家に閉じこもってはいないね。
一生が夏だと思えばきっとウインド人生、波乗り人生は楽しい。
きっとそういう人は、春も秋も冬も似合う人だ。
俗に言う夏男夏女はちょっと賢くない感じもするしね(^_^;)
生活の中で、瞬間冬がやってくるときがある。
しかも猛吹雪で全てが凍てつく。
春が来るのを待ってると凍死するから除雪でもするか。
自分に夏がやってこないとき、
オイラたちは誰かの太陽に照らされて夏を迎える。
自分も太陽になれたらいいね。