
オイラはサッカーは見ないけど、さすがにWCは見る。
国中の期待を背負ってピッチに立つなんて選手の心境を想像もできない。
でも男なら一瞬、自分が中田なら、中村なら、なんて思うはずだ。
昨日のクロアチア戦のPKで川口のセーブは凄かった。身震いした。
あんな経験、普通の人は一生体験しないだろうね。
中田が言ってたね。
内容はどうあれ、結果だけ。勝つだけ。って。
サンデーウエーバーが4.0以下でウエーブするのは命懸けだけど、勝つなんてことはない。
それとサッカーを比較するには土壌が全く違う。
ウインドや波乗りは、コンペティター以外は充実した内容を求めているだけだからね。
以前、茅ケ崎のプロカメラマンの記事を書いたけど、
彼の撮った画像データを見る機会が昨日あった。
彼のサイトでアップされているのはほんの一部で、大量の画像を拝見できた。
天体望遠鏡みたいなレンズで撮った画像は一寸のピントの狂いも無く、
トップターンで上がるスプレーカーテンは水の一粒一粒まで見えるくらいの鮮明さだ。
本当にド迫力でハイウインドの広告並みの凄さだ。
オイラのやツネさんのもあったよ。モモちゃんのもあった。
画像で感動するのは芸術的な水の飛び方や空の青さや運動のスピード感。
でもそれ以上に感動するものがある。
乗ってる人たちの笑顔だ。
リップした直後の一瞬の安堵のときに見せる笑顔をプロカメラマンは逃がさない。
たぶんゴールを決めたときのサッカー選手たちの笑顔に似たものがある。
サッカーは歓喜で、ウエーブは内面からジワジワ溢れ出すニヤケ笑いだ。
海面がサッカーのピッチならゴールという波はインサイドのありとあらゆるところに出てくる。
そう考えたら、波乗りの無いウインドって存在しない気がした。
シュートの無いサッカーがないようにね。
オイラたちはシュートを打ちまくれる。
日本にボールがこぼれてチャンスを掴み、敵ゴールに一斉に攻め上げるシーンがある。
ドドドドォォォォーーー!と腹の底からこみ上げるなんとも言えない感じがある。
観客席からも解説者からもビンビン伝わってくる。あれは快感だ。
それはボトムターンで波のボウルをギュワーン!ってトップに登っていくときの感覚に似てる。
ドドドドォォォォーーー!ってね。オイラ的にね。
で、波に返されると内臓が口から出てくる。
人それぞれ意見はあるだろうけど、やっぱりウエーブは凄い。
ここだけの話だけど、(オイラ的には)波乗りより凄い。