AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

軽量装備

2010年04月16日 | 仕事
 半年前に注文した『軽量タイプ』の緊急用パラシュートがやっと入荷。いくら輸入品といえ半年もかかるなんて今時ちょっとないことですが、おそらく随時生産ではなく数量を決めてのロット生産で、再生産をする間隔が普通のパラシュートより長かったとか、生地メーカーの都合で生地が入荷しなくて生産できなかったとか? あるいは、初回生産としては十分な数量を作ったけど、予想より多くの人が買って早く品切れになってしまったのか??
 重量は普通のパラシュートの約半分の1kg強で体積もかなりコンパクト、価格のほうは普通のパラシュートと同じです。軽量パラシュートはこれまであまり販売したことはありませんが、今回は高齢の練習生のかたの負担軽減にハーネスもリバーシブル・エアバッグの軽量タイプにしました。コンテナの中にそのまま普通にパラシュートを挿入してみたところ、コンテナの容積に対してパラシュートの体積が小さく中で動いてしまいそう。これだとインナーコンテナなどがすれて傷んでしまうかもと思い、梱包用のプチプチクッション(?)を使って調整をしながらセット。
 さ~て何キロぐらいの重さかな~と体重計で量ってみると、機体・ハーネス・フルフェイスヘルメット・バリオ・無線機・ツリーラン回収セット(シューズとフライトスーツを除く)の合計重量が14.4kgという結果でした。これぐらいなら高齢者(70歳↑)にも負担が少ない重量となったのでしょうか? できればもっと軽いほうが良い? 安全面を確保しつつさらに軽量化しようとすると、機体も生地の薄い軽量タイプにすれば12kg~13kgぐらいに、ハーネスもさらに軽いパラシュート外付けで座板のないエアバッグタイプにすれば合計で10kgぐらいにできるのかな。でも耐久性と使い勝手も考えると今回の装備がベターかな。「できるだけ軽くしてくれ」というかたがいたら試してみたいな~と思います。