おかげさまで全員飛んでもらえました

　6月6日はＪさんの命日なので早起きして衣笠山へ。お供えの酒とタバコを持って林の中の急斜面を登り、岩にお酒をかけタバコに火をつけてしばし黙祷。そして本日は忙しくなりそうなので急いで下山。
　名古屋から到着した体験フライトの女性たちを伴って高塚エリアへ到着すると、やや弱めの南東の風。本日は体験フライトが7人の他に練習生のタンデムも行い、パイロットや練習生の皆さんのテイクオフサポートや回収も考えると、これはもう絶対に私一人でこなすのは無理。なので体験タンデムフライトは、浜松のＫ師匠や田原のＭさんや豊川のＡさんにお願いすることに。
　弱めだった風はすぐに強まりはじめてしまい、練習生の皆さんがテイクオフするのには無理があるのでウエイティングにして、まずは体験タンデムから進めていくことに。途中の一番風が強まったところで、私も強風用の小さいタンデム機で飛ぶことにして、遅れて高塚に到着してきた体験の女性とテイクオフ。この遅れて到着してきた女性たちは、三重県は四日市からわざわざ足を運んできてくださったのでした。




　ベテランの皆さんが頑張って何回も飛んでくれたおかげで、午後2時ぐらいまでに7名全員の体験フライトを終了。するとなぜか、体験を終えて海岸から戻ってきた回収車にくっついてエナジードリンク『Ｒｅｄ Ｂｕｌｌ』の車がテイクオフに現れ、二人のお姉さんが私たちにred bullを一缶ずつ配って飲ませてくれたのでした。なぜred bullの車がここにと不思議に思ったら、近くの海岸で催されていたサーフィンの大会に来ており、私たちが飛んでいるのを見たのでついでに訪れてくれたようです。red bullはいろんなスポーツのスポンサーになっているのは知っていましたが、こんなローカルなサーフィン大会にもキャンペーンカーで来てるんですね。そういえばred bullのテレビコマーシャルのキャッチフレーズは「レッドブル、翼を授ける」でしたっけ。はい、ありがとうございます、私たち、確かに翼を授かってます。

　その後は少し風がおさまってきたので、待ち続けていた練習生の皆さんもテイクオフ開始。3人ほど一緒に伊古部の谷間を越えて西進してみると連絡があり、少し心配しましたがちゃんと往復して戻ってきてくれたのでした。この風はずっと続くのかと思いましたが、4時を過ぎたあたりで南南東で良い風だったのが急速に弱まり、最後まで練習生の女性たちを乗せて飛んでいてくれたタンデム機もランディングして本日の活動終了。
　練習生の皆さんお疲れ様でした、体験を手伝ってくださった皆さんありがとうございました。
　明日もスクールのため高塚へ行く予定です。