AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

珍しいほど安定した風

2010年06月28日 | 仕事
 練習生の方々の都合で本日のスクールは午後からの予定になったので、お昼前に衣笠山に向けてゆっくり出発。日中は風が強くなりそうな予報なのですがしかたありません。すると前方に佐川急便のトラックを発見。私のところに本日届く予定の荷物を積んでいるはずのトラックと思われます。先日はスクールに出かけて夕方に店に戻ると佐川からの不在・再配達通知がポストに入っており、持ってきてもらうように連絡するとその運転手さんから「忙しすぎてもう一度配達に行けそうにありません」と言われて翌日になってしまいました。なのでこの際トラックから直接もらってしまおうと追跡開始。国道を折れてとても狭い道に入ったのにもかかわらず、私の運転ではついていけないぐらいのスピードで大きなトラックは走って行きます。う~ん、さすが佐川『急』便・・・というか、佐川のトラックはそのように夜までに配り終えるのが無理と思われるくらいの荷を積んでいるのでいつも急ぎまくりです。なんとか追いついて声をかけるとやはりエアワーク宛の荷を積んでおり、速やかに受け取って衣笠山へ。受け取った荷物は本日おいでになる練習生のかたが注文してくださった新しいハーネスで、これでスクールを終えてから調整してお渡しすることができるため、追いかけたかいがありました。
 衣笠山に到着するとすでに飛んでいる人達がいましたが、初心者に強すぎて危険と思われるぐらいの風。「あ~、やっぱり予報が当たって強いか~、練習生の人は飛べないかな、今日は中止にしといたほうがヨカッタかな」と諦め気分になりかけましたが、しばらくするとほどよい強さの風になったのでテイクオフへ。先に飛んだ練習生のかたも順調そうなので、私もタンデムでもう一人の練習生のかたとテイクオフ。
 高度がとれたので山頂斜面に移動し、練習生のかたにソロフライトでのソアリングに備えて地形を把握してもらいながら飛んでいると、山頂よりも高く上がって調子はいいのになんだか少し違和感が。なんだろうと考えたら、全くといっていいほど風に乱れがなく、あまりになさすぎるのを違和感に感じていたのでした。海風だから乱れが少ないのは当然ですが、ここまで機体が動揺せず安定して飛ぶのはまれです。
 飛行中はTシャツ一枚でちょうどいいほど快適でしたが、地上に降りたとたんにドッと汗が噴出しはじめたので日陰に避難して休憩、本当に今日は朝から暑い日でした。猛暑の日はやはり飛んでいるときが一番です。