AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

本日も午後から

2010年10月06日 | 仕事
 午前中は強風の予報なので開始時間を12時にして衣笠山へ。到着時は北西~北北西の強風だったので地上練習をしばらく行ってからテイクオフへ。まだ風邪がなおりませんが昨日よりは体調がよくなっているのでタンデムでテイクオフ。本日は大気が澄んでいるのかとても視程が良く、遠くの景色もきれいに見えるので気分がよくなります。
               

               
 練習生のTさんに操縦を交代しながら40分ほど飛んでいると、少し風向が悪くなってきたようなのでランディング。その後また地上練習をしばらく行ってからスクール終了。
 明日はなんだか穏やかな風の予報なので、ひょっとして高塚が飛べたりできればラッキーですが・・・もうそんな南風は吹かないかな。

マイマイカブリ

2010年10月05日 | 仕事
 急激に涼しくなったせいか子ども達が風邪をひいており、私も今朝になって起床すると声がガラガラで微熱と頭痛を発症。でもダウンしていてはいけないのでスクールのため衣笠山へ。
 到着すると30km/hオーバーの強い風なので飛ぶのは危険、風が弱まるのを期待しつつ白谷公園の芝生広場で地上練習をすることに。
 午後1時ごろになって風が穏やかになってきたので衣笠山に登ろうとすると、午前中はいつもどおり白かった蔵王山の風力発電機が茶色に変色、なんだ、どーしたんだ? この発電機も設置されて10年ほどがたち、どうやらお色直しの塗装作業をしてきれいにするようです。この山頂展望台に設置されている発電機は実用というよりも、『田原市はこのようにエコに力を入れてまっせー』というシンボルのようなものなので、見栄えのほうにも気を使っているのかもしれません。下地にこの茶色い防錆塗装をして、その後でまた純白の塗装を上塗りするのでしょうか。
                    

 皆でテイクオフに到着。私は練習生のかたとタンデムで飛ぶ予定でしたが、風邪で体調不良なのを見かねて豊川のAさんが飛んでくれることになりました。あー、これは助かる、仕事とはいえ体調不良で無理に飛ぶのは褒められたことではないので。Aさん、ありがとうございました。
             
 3時すぎになってまた風が強まってきたので少し早めに活動を終了することに。テイクオフ台の柵を立てて後片付け。車で下山していると途中の林道になにやら黒い虫が這っています。季節外れのクワガタムシかと思ったら違って、あー、これ、マイマイカブリだわ。カタツムリを食べる黒い甲虫ですね、本当にカタツムのみを食べて生きているのかは知りませんが。私はこの虫を蔵王山や衣笠山で何回か見かけたことがありますが、子ども達はひょっとしてまだ実物を見たことがないかもしれないので捕獲、お土産として(?)持って帰ることにしました。
             
 マイマイカブリを虫カゴに入れて子ども達に渡すと、カタツムリを捕まえて餌にして飼ってみると言っていましたが、給餌しているところを想像するとなんだかグロな感じがするので、私はなるべく見ないようにしようと思います。長い首をカタツムリの貝殻の中に突っ込んで、肉をムシャムシャ食べてるかと思うと怖いじゃないですか。なんでカタツムリってやつはサザエみたいにフタがないのでしょう、無防備でちょっと防御性能に欠ける生き物ですね。

水中ロボット

2010年10月02日 | 家庭
 衣笠山の東隣りにある蔵王山には障害者の方々のための支援施設があって、本日はそこでイベント・お祭りが開かれるそうです。本日は強風で風向も悪いためスクールは中止にしましたが、その蔵王山の施設のお祭りでは子供向けの楽しそうなイベントも催されるようなので、家族全員で出かけることになりました。子ども達はもちろん模擬店での買い食いを一番の楽しみにしているので、お小遣いをあげてしばらく自由行動。その後で本日のメインイベント(?)である、林正道さんの泳ぐロボットの見学です。
 この豊橋市在住の林正道さんという人、いろんなテレビ番組やニュースで活動を取り上げられることが多く、私もテレビで何回か拝見したことがあり、ご存知のかたも多いのではないかと思います。以前はダイビングショップをやっていたそうですが肺癌を発病、病気は治ったものの潜れなくなったそうでダイビングは断念、現在はこういう水棲生物型のロボットを作って子ども達を楽しませたり講演活動などを行っているそうです。
                  
(↑ 太い腕と分厚い胸板が逞しい、なんだか現役の格闘家のようで、パワー全開な元気に溢れた人でした)

 用意された大きなビニールプールで林さんの『水中ロボット教室』がスタート。ゴツイ身体に似合った大きな声と満面の笑顔で話す、とてもパワフルで生命力に溢れた男性です。水の中で泳ぐロボットたちの見た目の質感はけっこうリアルなんですが、中には捨てられていたペットボトルや雨ガッパなどのゴミを素材として利用したものもあるそうです。
 基本的に全てのロボットはラジコン操作で、単純に尾ヒレで直進して泳ぐだけでなく、おじぎをしたり姿勢を変えたり口を開けたりと様々な動きをするので、けっこうたくさんのサーボを使って複雑な動作をさせているようです。水の浸入で電気部品が壊れないように、きっと防水もしっかりされているのでしょうね。

       
       

 上の画像の他にも、鯨、バンドウイルカ、ナポレオンフィッシュ、ネコギギなどのロボットがが紹介されましたが、最後にネタとして『泳ぐエビフライ』と季節にマッチした『焼きサンマ』のロボットの登場で笑いを誘い、とても楽しい40分ほどのショーとして構成されていたのでした。
 展示されている障害者の方々が作った作品を一通り見た後、最後に三男が好きな犬や猫を触らせてもらえるコーナーで遊んでから帰宅。
             
 (↑ 実は私と三男は動物アレルギーがアリ。私も好きなので触りたいのですが、猫表皮アレルギーと診断されたことがあるので断念、三男は猫を触っても大丈夫なのか?)

久しぶりに高塚で

2010年10月01日 | 仕事
 秋雨前線の影響で悪天候の日が続き、今週はずっと飛ぶことができませんでした。明日の土曜日も東風・強風のようだし、明後日の日曜はまた雨が降るような予報。
 本日は北西のち南東の風という予報で、今朝になって3名の体験フライトの予定も入ったので、とりあえずスクールは衣笠山で行う予定で出発。到着すると北西ではなく弱い北風なので、この風向ではテイクオフすることもできないためしばらくウエィティング。何回か高塚の風を確認してみると、風向は東から徐々に南寄りに変わっているようなので、衣笠山には見切りをつけてた高塚へ移動。
              
 高塚エリアへ到着すると、風向はほぼベストで真正面からの南風ですが、やはりかなり弱いために様子を見ることに。とりあえず練習生のかたにはすっ飛んでもらい、私も練習生のTさんとタンデムで1本すっ飛び。
 午後になって少し風が強まってきたので、体重が軽い高校生のEくんとならソアリングできるかもしれないとテイクオフ。厳しい条件でしたがなんとか少し上昇して30分ほど飛ぶことができました・・・って、あれ? 今日は平日だよね、Eくん、学校は? あー、そうですか、自主休校して家族3人で飛びに来てくれたんですね、学校をサボって遊ぶぐらい楽しいことはないですよねー。
              

              

              

 その後も弱めの風が続きましたが、なんとか一人30分ほど飛んで3人の体験フライトを終了。最後に練習生のTさんともう一度タンデムでテイクオフすると、こんどは体重の重いTさんとでもなんとか上昇。今年の暑い夏はタンデムを一日に5回もやるとバテバテになっていましたが、涼しくなってきたおかげで夏場のようには消耗しないのがありがたいです、頑張れ私。風が吹き続けるかぎり長時間飛ぶつもりでしたが、45分ほど経過した午後4時頃になって風は弱まり高度維持ができず、最後は耐えきれなくなってランディング。もう少し飛び続けたかったのですが、この時期に高塚でソアリングできただけでも良しと思わなければいけません。なんといっても10月になってしまいましたから、そうそう良好な南風はもう吹きませんので。

 さてさて、再度明日の天気予報を確認・・・んー、やっぱ強目の東風みたいだなー、これは飛べないだろうなー、体験フライトの予定も入っているけど、これはさすがに中止にするべきかな。土曜・日曜に来る練習生の皆さんも、これで2週連続で飛べないことになりそうで残念。