衣笠山の東隣りにある蔵王山には障害者の方々のための支援施設があって、本日はそこでイベント・お祭りが開かれるそうです。本日は強風で風向も悪いためスクールは中止にしましたが、その蔵王山の施設のお祭りでは子供向けの楽しそうなイベントも催されるようなので、家族全員で出かけることになりました。子ども達はもちろん模擬店での買い食いを一番の楽しみにしているので、お小遣いをあげてしばらく自由行動。その後で本日のメインイベント(?)である、林正道さんの泳ぐロボットの見学です。
この豊橋市在住の林正道さんという人、いろんなテレビ番組やニュースで活動を取り上げられることが多く、私もテレビで何回か拝見したことがあり、ご存知のかたも多いのではないかと思います。以前はダイビングショップをやっていたそうですが肺癌を発病、病気は治ったものの潜れなくなったそうでダイビングは断念、現在はこういう水棲生物型のロボットを作って子ども達を楽しませたり講演活動などを行っているそうです。

(↑ 太い腕と分厚い胸板が逞しい、なんだか現役の格闘家のようで、パワー全開な元気に溢れた人でした)
用意された大きなビニールプールで林さんの『水中ロボット教室』がスタート。ゴツイ身体に似合った大きな声と満面の笑顔で話す、とてもパワフルで生命力に溢れた男性です。水の中で泳ぐロボットたちの見た目の質感はけっこうリアルなんですが、中には捨てられていたペットボトルや雨ガッパなどのゴミを素材として利用したものもあるそうです。
基本的に全てのロボットはラジコン操作で、単純に尾ヒレで直進して泳ぐだけでなく、おじぎをしたり姿勢を変えたり口を開けたりと様々な動きをするので、けっこうたくさんのサーボを使って複雑な動作をさせているようです。水の浸入で電気部品が壊れないように、きっと防水もしっかりされているのでしょうね。
上の画像の他にも、鯨、バンドウイルカ、ナポレオンフィッシュ、ネコギギなどのロボットがが紹介されましたが、最後にネタとして『泳ぐエビフライ』と季節にマッチした『焼きサンマ』のロボットの登場で笑いを誘い、とても楽しい40分ほどのショーとして構成されていたのでした。
展示されている障害者の方々が作った作品を一通り見た後、最後に三男が好きな犬や猫を触らせてもらえるコーナーで遊んでから帰宅。

(↑ 実は私と三男は動物アレルギーがアリ。私も好きなので触りたいのですが、猫表皮アレルギーと診断されたことがあるので断念、三男は猫を触っても大丈夫なのか?)