土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

2008年穴内保育所運動会

2008-10-12 07:45:59 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 穴内保育所大運動会2008


天気が心配されたのですが、予報に反してピカピカの晴天!運動会日和でした。

 今年も穴内小学校のお兄ちゃんやお姉ちゃんの応援参加のもと、地元の人々、父兄がたくさん見守りながら盛大に穴内保育所大運動会が開かれました。






         見つけたぞ!


 ちっさな園でも
  ちっさいなりに
    ドデカイ夢を
      もってます!
   少数精鋭 

      穴内保育所
 




 来年も再来年も大運動会をやりましょう。


穴内保育所は安芸市の宝物

2008-07-17 19:33:22 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
防災面からも安芸市にとって穴内保育所は宝物


 前回(08.6.3)開かれた穴内保育所の今後についての地元説明会では様々な観点から穴内保育所を残す事の意義が参加者から述べられました。

 (下線は会議で出された市側の資料より抜粋)
*前回の説明会での意見質問に対する回答
○略
○穴内保育所は、南海地震がきても大丈夫との見解を高知大の先生が言っていた。その保育所を廃所して危険な保育所と統廃合されたら心配である。
(答え)
 児童の安全を守るため、避難訓練については全ての園で実施しており、また保護者と協力して上履きの部屋への設置、またガラスの飛散防止フィルムも順次貼っていきたいと考えています。
 耐震診断については、昭和56年以前の古い保育所について、計画的に行って回収が必要であれば実施していきます。
○略


とありました。
 私は発言を求め、防災面での市側の回答(上記)なるものは質問にまともに答えていない。前回の質問・意見の趣旨は、「明日来るかもしれない未曾有の大災害といわれている南海大地震に際して、穴内保育所が建っている地盤は大丈夫と専門家が太鼓判を押している。海岸段丘にあり津波も全く心配がない安全安心な保育所である。安芸市で地盤が安定しており安全なのは2保育所しかないといわれるその穴内保育所をつぶしてしまうのはおかしい。地盤が弱く、津波被害の恐れがあり、町の中で火災等の大きな不安のある保育所へ自分の子供たちを通わせろという市の提案を保護者として受け入れる事はできない。むしろ率先して市は穴内保育所を大切にするべきではないか?」というものであった。今回の市の回答は的を外れていると指摘しました。
 市側は、確かに安芸市の保育所では地盤として安全と判定されているのは2カ所でこの穴内保育所と伊尾木保育所であると回答しました。災害時の避難訓練などについて説明がありましたが、穴内保育所が持つ立地的な安全性という最大の基本的な安心条件を捨て去ることへの納得できる説明はありませんでした。
 防災の町づくりが叫ばれ穴内地域でも自主防災組織の確立が急がれている現在、多くの参加者から穴内保育所を存続させる事の重要性について意見がだされました。
 市は経済面や費用対効率などの面からだけ見て園児が減った保育所はつぶして行くという方針だそうですが、子供を保育する保育所が安全なのかどうなのかという事はなによりも優先されるべきではないでしょうか。
 穴内保育所は市内の各園のなかでも比較的新しく建設された保育所で地盤や立地条件だけでなく建造物としても安全なのではないでしょうか。
 穴内保育所を廃所・休園にした場合、園児は市が送迎バスで市内の保育所へ送迎するといいます。通園バスや運転手さんなど新たな経費が必要になります。また保母さんや職員を廃所したからと解雇することはできません。他の保育所等に異動することになります。計算してもそれほど多くの経費が節約できるとはとても思えません。
 また、入所児童数を来年度や再来年度だけでみてもう増える事は無いと判断する事じたいがおかしいことで、多くの独身の若者が定住していることに目を向け地域を活性化させる事に力を注ぐ事こそ行政の仕事では無いでしょうか。

 安芸市の重要産業を担う穴内地域を寂れさせる保育所つぶしよりも安全安心な穴内保育所を残し、希望する方は市内から通園させてあげてはどうでしょうか.


ヤマモモ-3

2008-06-26 20:08:36 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記



 ヤマモモを収穫するための足場です。ハチクを使っています。

 ヤマモモの木はとてもさくい(粘りが無い)ため折れやすいのです。反対にたいへんねばいのがビワの木です。ヤマモモは体重をかけるとぐにゃりと曲がる前にバキンと折れてしまいますがビワはぐわ~~んとたわんでもなかなか折れません。子供の頃、ヤマモモを採っていて枝が折れてこけてしまったことが何度かあります。

 今では、足場をきちんと組んで、その上安全ベルトをつけ、ロープで落下しないようにして収穫をしています。

 足場の設置はなかなかたいへんな作業が必要です。近くにハチク・マダケ・モウソウチクなどの竹やぶがあると助かります。竹は空洞なため木と比べると軽くて作業がしやすいのです。木だけで足場を組むとなると、適当なサイズ、そうですね、直径5センチほどのできるだけまっすぐな木を探してから、チェンソーで伐採。枝を落として使います。
 生の木は重いのですよ。

ヤマモモ-2

2008-06-25 08:15:46 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記

 左側の小粒がカメゾウ、右側がモリグチという品種です。
ヤマモモ
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分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : ヤマモモ目 Myricales
科 : ヤマモモ科 Myricaceae
属 : ヤマモモ属 Myrica
種 : ヤマモモ M. rubra
学名
Myrica rubra
和名
ヤマモモ
英名
Wax myrtle, Bayberry
ヤマモモの樹皮
ヤマモモ(山桃、学名:Myrica rubra)はヤマモモ目ヤマモモ科の常緑樹。
和名の由来は山に生えモモの様な果実をつけることから。別名として楊梅(ようばい)、山桜桃、火実などがあり、古代から和歌などにも詠まれる。名前にモモがつくがモモはバラ科であり、ヤマモモとモモは全くの別植物である。

特徴

高木で、成木は20mほどになり、幹は太くなると灰白色の樹皮に覆われ、多数の楕円形の皮目を持つ。古くなると縦の裂け目がでることが多い。葉は革質、つやのない深緑で、10cm前後の長楕円形か、やや倒卵形をしており、密に互生し、多くは枝先に束生する。成木では葉は滑らかな縁(全縁)だが、若木では不規則な鋸歯が出ることが多い。葉柄は5-10mm程度と短い。

雌雄異株で、花期は3-4月、数珠つなぎに小さな赤色の目立たない花をつける。6月ごろに黒赤色の実を結ぶ。果実はほぼ球形で暗赤色、表面に粒状突起を密生する。この突起はつやがあるので、外見的には小粒の赤いビーズを一面に並べたように見える。

その姿や形はややホルトノキに似ており、本州南部以南では紛らわしいことがある。ホルトノキは落葉が赤くなり、常に少数の葉が赤く色づいているのがよい区別点になる。

生育環境

中国大陸や日本を原産とし、暖地に生育し、暑さには強い。日本では関東以南の低地や山地に自生する。

本州南部以南では、海岸や低山の乾燥した尾根など、痩せ地で森林を構成する重要樹種である。 根粒に窒素固定を行う放線菌の一種フランキア (Frankia) を共生させており、比較的栄養の乏しい土壌でも生育できる。 そのため、緑化を目的とする植樹に用いられることがある。古くは、漁村において、魚の漁獲を保証するために周辺の山に人工林を作っていたとの伝承があり、ヤマモモがよく利用されたという。ヤマモモの実は、鳥などに食べられ、消化された後に発芽する性質がある。そのため、発芽率を上げるには、種子を便所の壺につけておいたとも言われる。

食用

果実は甘酸っぱく、生で食べる他、ジャムや果実酒に加工される。野生種以外に、小粒で酸味の強い瑞光や大玉で酸味の弱い森口や秀光、秀峰などの栽培品種がある。農作物として栽培されている。高知県の県の花、徳島県の県の木、知多市、西都市、下松市の市の木に指定されている。

薬用

樹皮は楊梅皮(ようばいひ)という生薬で、タンニンに富むので止瀉作用がある。消炎作用もあるので筋肉痛や腰痛用の膏薬に配合されることもある。

その他

上記のように山野に植樹されることがあった。現在では、むしろ街路樹として公園や街路にも植えられる。殖やし方は接木のほか取り木がある。雌雄異株のため、結実には雄木が必要である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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 画像左のカメゾウは高知では有名な品種で中粒種です。柔らかくて甘みが強く美味しいです。
 右のモリグチは大粒種で、味はガツンと強烈です。松ヤニに似た香りが強く、酸味、甘みとも濃い味です。

 梅雨時に熟すので小雨の中木に登って収穫します。ヤマモモを採り始めるときまって蝉のヒグラシが鳴き始めます。今年も6月22日、収穫した夕方1匹のヒグラシがかなかなかな カナカナカナと静かに鳴きました。


ヤマモモ

2008-06-22 20:13:41 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記



 アカメの国の初夏の果物、ヤマモモ『モリグチ」です。ヤマモモが熟れだすと「ヒグラシ」が鳴きはじめます。

 今年は何かと忙しくて、ヤマモモが熟れ始める時期である事をうっかり忘れていました。私も出品している安芸駅にある「安芸ぢばさんいち」でヤマモモの出品を目撃。
 
 翌々日、息子と山にあがりました。道中、カメゾウという品種の木をみると完全に熟しています。さらに奥のモリグチという品種を見に行くと熟れ始めたところでした。

 今年は裏作の年なのですが、モリグチなどカントン系の大粒ヤマモモは隔年結実が少なく毎年良くなります。カメゾウは隔年結実が激しく本来なら今年はほとんどならないはずですが、おかしいなりかたです。

 今年こそ、足場を組んで上手に収穫しようと近くのハチクを切り出して準備をしました。時間不足で足場は次の日に持ち越しです。

 画像のヤマモモの木の向こう側に見える木はニッケイ:シナモンの大木です。