土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

ヤマモモ

2008-06-22 20:13:41 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記



 アカメの国の初夏の果物、ヤマモモ『モリグチ」です。ヤマモモが熟れだすと「ヒグラシ」が鳴きはじめます。

 今年は何かと忙しくて、ヤマモモが熟れ始める時期である事をうっかり忘れていました。私も出品している安芸駅にある「安芸ぢばさんいち」でヤマモモの出品を目撃。
 
 翌々日、息子と山にあがりました。道中、カメゾウという品種の木をみると完全に熟しています。さらに奥のモリグチという品種を見に行くと熟れ始めたところでした。

 今年は裏作の年なのですが、モリグチなどカントン系の大粒ヤマモモは隔年結実が少なく毎年良くなります。カメゾウは隔年結実が激しく本来なら今年はほとんどならないはずですが、おかしいなりかたです。

 今年こそ、足場を組んで上手に収穫しようと近くのハチクを切り出して準備をしました。時間不足で足場は次の日に持ち越しです。

 画像のヤマモモの木の向こう側に見える木はニッケイ:シナモンの大木です。

穴内保育所を守ろう-4

2008-06-07 07:09:13 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 

 保育所は穴内小学校に隣接しています。運動会は小学生も参加します。

 保育先進県といわれた高知県のなかでも安芸市の公的保育はすぐれていました。それが今ではまるで行政のお荷物のように扱われています。これはいったいどうしたことでしょう。

 子供を守り育てるという仕事は尊く崇高なものです。それを経費面からだけみて民営化しようとしたり、保育所をつぶしていく。恐ろしい考え方です。

 子供を守り育むためには親は命をかけます。あらゆる事に優先します。自分たちの食事をへしても子供には食べさせます。これは人間だけではありません。犬や猫でも鳥でもそうです。

 国も安芸市も税金の使い方をもっと精査すべきではないいでしょうか。

 保育や教育にはお金がかかるものです。ここにお金をかけたからと怒る市民や議員はそれほど多くはないでしょう。

穴内保育所を守ろう-3

2008-06-04 07:55:05 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 

 2008年6月3日 穴内公民館で市から保育の今後についての説明会が開かれました
 
 新任の福祉課長など市側から3人、地元からは保護者、穴内保育所園長や保母さん、住民が参加しました。

 市側からは、平成20年度の入所児童数、平成19年度の公立保育所運営費について、また前回の説明会で出された意見・疑問・要望への回答が資料にもとづいて説明されました。

 前回だされていた要望の1つ、穴内保育所を残せる方法を提示してほしい。にたいして初めて目新しい提案として
 ●認可外保育所であれば、過大な保護者負担が必要であるが可能である。
 ●穴内保育所を一時休所として残し、入所児童が20人を上回り、20人以上続く見通しがあれば公立保育所として運営を再開する。

 などが提示されました。認可外保育所については、説明された概要ではたいへん高額な地元負担、保護者負担の経費が必要であり実現は難しいと思われました。

 今回注目したのは二つめの一時休所として残すという提案です。いままでは廃所一辺倒でしたので市側もある程度妥協してきたかなと思いました。

 地元からは地域の将来の問題とかかわる大きな問題としての提起も多く福祉事務所だけでは判断も回答もできないことがあり、私が「市長に出席してもらいたい」と発言すると、「市長がきたらいかん!ありゃあ話にならん!」と数人から同時に声がでました。その一人の方にお聞きすると「もう市長をかえるしかない!」とのことでした。

 

穴内保育所を守ろう-2

2008-06-03 08:16:12 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 
 

2007年10月13日、直前の市議会で穴内保育所廃止条例が否決され喜びの中で運動会を行いました。

 いま日本全体で人口が減少し、高齢化が進んでいます。国を挙げて少子化対策が強調され手厚い子育て支援が求められています。
 私は山村農業を営んでいますからよく見えるのですが、農村地域を見てみると、独身が多い、後継者がいないため廃業農家が激増といという大きな問題をかかえています。まったく先の展望が見えない状況です。このことは農業政策の無策、貧困が最大の大元であり、農業への評価、農家の地位がどういうものかが見えます。その現れが食料の自給率が4割を切るという現実で、恐ろしい事態になっています。
 我が穴内地区は農村地域で広い面積に897人の人口を持ちます。2008年4月現在、安芸市の人口は20442人です。人口比では4.3%ですが、安芸市の最大の産業である施設園芸が盛んな地区でその経営戸数は市全体の15%あまり、栽培面積でも約15%を占めています。
 安芸市の財政状況と将来を見る時、最大の産業である施設園芸農業地域の発展を図る事こそ重要なことではないでしょうか。また、幾つもの小さな集落が山里でなんとか頑張って里山の農業を守っている現在、そこに暖かい支援と将来の展望を示す事が自治体の使命ではないでしょうか。

 入所児童が減った、コストが掛かりすぎるので保育所をつぶす。

 いきなりこれでは、穴内地区はたまったものではありません。

 子供たちの笑い声が聞こえる保育所や学校は地域の宝物であり心の拠り所です。
 安芸市当局は地域に失望を与え、希望を奪うのではなく、今こそ地域を盛り上げる施策に取り組み入所児童が増えるような対策に早急に取り組むことこそが、自治体のやるべき仕事だと思います。

 松本市長、地域住民とともにどうぞこの方向で頑張ってください。


穴内保育所を守ろう-1

2008-06-02 06:30:51 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 
 
 穴内保育所
 保育所は穴内塩屋にあります。地形は海岸段丘でまわりは施設園芸のビニールハウスが立ち並び、田んぼや畑にかこまれた安全で静か、環境のよい保育所です。
  安芸市は財政難を理由に安芸市立穴内保育所を廃止しようとしています。これに対して穴内の保育所に子供を預けている保護者、地域住民は反対し、穴内保育所存続を求める会を結成して運動を続けています。
 昨年(2007)10月5日には市が提案した穴内保育所を廃止する条例案が市議会で、賛成8、反対9で否決されました。
 これに対し市は一ヶ月もたたないうちに11月1日発行の市の広報(全世帯配布)に「公立保育所改革と穴内保育所統廃合について」と、あくまでも廃止するという一方的(議会軽視:市民の代表の議決を無視)な方針の文書を配布しました。
 市は2008年2月28に穴内地域住民にたいして「穴内保育所の今後について」という説明会を行いました。私も参加して廃止反対の意見を述べました。参加した保護者、住民は誰一人賛意を表すことなく全員が反対して説明会は終わりました。
 この問題は穴内地域だけの問題ではなく安芸市の将来に関わる重要な内容を含んでいます。
 これから穴内保育所統廃合について様々な角度から見て行きたいと思います。