土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

春が来た すかんぽ(すいば)とつくし

2011-04-05 08:45:00 | 生き物色々
 すいば (酸葉、すかんぽ )
 多年草 【たで科ぎしぎし属】 分布地 沖縄を除く全国

 すかんぽというとイタドリ(虎杖)のことをそう呼ぶ地域も多いようです。「すいば」はイタドリよりも少し早く出てきます。子供の頃、イタドリを待ちきれず、ときどき「すいば」の花茎を齧ったものです。イタドリはお菓子がわりによく食べていました。食べ方は、生えているものをぽきんと折り、皮を剥いでそのまま食べます。食塩を少しつけて食べるとなお美味しいものでした。美味しいと言っても味は酸っぱく、食感はしゃりしゃりとしたもので、他に食べるものがないから食べていたようなものです。

 4~5月頃に花を咲かせ、田の畦や道端の湿気の多い明るい場所に生えます。
 葉は大きく柔らかで茎の先端に穂状の花を咲かせます。新芽や葉を軽く茹でて食べます。これは酸味を楽しむという感じです。酸味は蓚酸です。蓚酸はカルシウムの吸収を阻害するため食べ過ぎは良く無いとされています。ほうれんそうにも多く含まれています。

料理方法:若い葉をサラダにしたり、クリームソースにして料理に利用します。またレモン代わりに紅茶に入れたりします。湯がいてお浸しや和え物にもできます。


 すいばとつくし(2011.3.21撮影)

 田んぼの畦のつくし

 つくし誰の子 杉菜の子♪ つくしはスギナの胞子茎(または胞子穂、胞子体)、胞子を放出します。つくしの姿はかわいらしいのでこどもによく親しまれます。カミさんも早春、よくつくしを摘んできては食べようとするのです。下処理がややこしいのでよく手伝わされます。
 「こんなややこしいことはいやじゃ!」と抵抗しても  ダメです。